「ごうがわく」は「腹がたつ」や「業を煮やす」の意。
※織田信長と豊臣秀吉と淀君は幼馴染と言う仮定での会話
例文
豊臣秀吉 「おだちゃ 聞いとくれや。
きのんな 学校のけえりに うまい事
よどちゃと 一緒になれたもんで
付き合ってくれんかいって 頼んだだが
よどちゃ 何て言ったと思うい。
ひでちゃ やだー 自分の顔を鏡で見た事がありますか
私はお猿さんと 付き合う気はねーでね
だってせ。
おらー ごうがわいちまったんね。
いくらなんでも 幼馴染に そんなこん 言うかい。
女しょうは 何かんげーているだか わからねーわね。」
織田信長 「そりゃー ごうわかしてもしょうねーわね。
よどちゃも きがつえーし あとさきかんげーなんで
なんでも 思った事 いっちまうで
困ったこんだね。」
豊臣秀吉 「おだちゃ 慰めてくれつらが
そりゃー おれが 猿だと言ってるのと おなじだんね。」
例文の標準語(?)訳
豊臣秀吉 「織田信長さん、聞いて下さい。
昨日、学校の帰りに うまい事
淀君さんと 一緒になれたものですから
付き合って頂けませんかとお願いしたのですが
淀君さんが何て言ったと思いますか。
秀吉さん、やだー 自分の顔を鏡で見た事がありますか
私はお猿さんとお付き合いをする気は無いですからね
と言われてしまいました。
私は腹が立ってしまいましたね。
いくらなんでも幼馴染にそのような事を言いますかね。
女性は何を考えているのか分からないですね。」
織田信長 「それは腹を立てますよね。
淀君さんは気が強いですし、後先考えずに
思った事は何でも言ってしまいますから
困った事ですね。」
豊臣秀吉 「織田信長さん 慰めてくれたのでしょうが
それは 私が猿だと言ってるのと同じですよ。」