2008/4/13に前から見てみたいと思っていた牛伏川(うしぶせがわ)のフランス式階段流路に行ってきて
blogに載せましたが、その後少し文献をあたり、
ホームページにデータを追加してのせました。
現在はこのフランス式階段工のある場所は樹木が茂る谷になっていますが、文献に掲載されていた明治時代の写真を見ると、本当に禿山で暴れ川であった事がわかります。
この谷全体の治水工事も立派な物ですが、同時進行で植林も大規模に行われていた事を文献を調べて初めて知りました。
(約90万本もの植林がなされたとの事です。)
治水工事と植林が相まって今のこの山々の姿を形作っている訳ですが、先人の苦労を思うと頭が下がります。
お蔭で水害に怯える事無く暮らせている訳です。