mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

馬場屋敷で見た松本押絵雛 「桃抱き童子」

2016-04-04 | 松本の話題・情報
馬場屋敷で見た松本押絵雛

馬場屋敷で見た松本押絵雛 「桃抱き童子」

「桃抱き童子」


松本の押絵雛は、天保年間 (1830~1844) に始まったとされ、錦絵を基にして小さな押絵雛が作られていたようです。
明治頃からは需要に応えるために分業化(顔描き・顔張・胴張・下絵描き・心拵え・台造りなど)が進み、押絵雛も大型化してきたようですし、松本の特産品として県外にまで販売されていたようです。
松本の押絵雛は鉄道が開通した明治後期から、次第に座雛に取って代わられるようになり、大正期には技術を保有する人が途絶えてしまい姿を消しました。
しかし、博物館や民家に残る押絵雛を参考に松本押し絵雛研究会(ベラミ人形店)がその技術を復活させて、復元製作されています。

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パソコンで描く 「ろとう桜」

2016-04-04 | いろいろなデータ
パソコンで絵を描かれているミスター靖様より、絵をお送りいただきました。
ご紹介させていただきます。

パソコンで描く 「ろとう桜」

※ミスター靖様のコメントです。
今日は4月、この声を聞くと春が来て、何もかも動き出したくなったり、思い切って深呼吸してみたくなるそんな幕開けです。
おりから桜は満開、寒いところで育ったせいか、春は一番好きな季節です。

4月の花をお送りします。
1枚目は「ろとう桜」です。「松本市の最近の・・・2014.03.25のブログからお借りしました。
2年前のイメージをそのまま描いたものですが、上記ブログ2016.03.16.に松本図書館の「ろとう桜」の綺麗な写真が紹介されています。ご覧になってください。

桜といえば、「そめいよしの」が有名ですが「ろとう桜というのはあまり聞いたことのない桜だと思います。
インターネットで調べてみると下記のような説明がありました。
「ろとうさくら」魯桃桜とは正確には桜ではなく桃だそうです。
「モモ亜属に属する、和名ノモモあるいはハヤザキモモである」とのこと。
信州の旧県立図書館(現在の長野市立長野図書館・長野市長門町)の庭に初めて魯桃桜が植えられたのは、
昭和8(1933)年のことだそうです。
この桜は非常に発育が早く、たちまち長野市の春を告げる「図書館の桜」として有名になりました。
この木の由来は、はっきりしませんでしたが、「日露戦争に行った軍人が凱旋記念に持ち帰って植えたものらしい」との言い伝えがあります。
また寒風の中でも花を咲かせる木であることから、おそらくソ満国境かシベリアの原産であろうと推測し、名前に露西亜(ロシア)の「魯」の字と、桃に近い植物なので「桃」の字も入れることにして「魯桃桜」と命名したそうです。






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