「けえる・けーる」は「帰る」の意。
例文1
例文1
「うち い けーる」=「家へ帰る」
「あるいて けーる」=「歩いて帰る」
「もう けえって いいぞ」=「もう帰っていいぞ」
「はやく けえり ましょや」=「早く帰りましょうよ」
「もう けーる じかん だじ」=「もう帰る時間ですよ」
「そろそろ けえり ましょや」=「そろそろ帰りましょうよ」
「ひ が しずむ まで には けーって こい よ」=「日が沈むまでには帰って来いよ」
「けえる とちゅう こうえん に よって あそんだ」=「帰る途中で公園によって遊んだ」
「がっこう から うち い けえる とき は いつも みちくさ してた」=「学校から家へ帰る途中はいつも道草をしていた」
「うち い けえる とちゅう の ほんや で ぶんこぼん を いっさつ かった」=「家へ帰る途中の本屋で文庫本を一冊買った」
「まつもと い けーる とちゅう の でんしゃ の なかで はつこい の ひと に であった」=「松本へ帰る途中の電車の中で初恋の人に出会った」
例文2
ほんじゃー もう いっけん だけ おれの しってる みせ に いって から けえり ましょや。」
織田信長 「もう 12じ すぎちまってるで おらーは けえるぞ。
例文2の標準語(?)訳
織田信長 「秀吉さん 大分飲みましたのでそろそろ帰るってものでしょう。」
織田信長 「秀吉さん 大分飲みましたのでそろそろ帰るってものでしょう。」
豊臣秀吉 「いえ まだ飲み足りないですよ。
それではもう一軒だけ私の知っている店に行ってから帰りましょうよ。」
織田信長 「もう12時を過ぎてしまっているから 俺は帰る。
まだ飲みたいのなら 秀吉さん一人で行ってください。」