「そんねん」は「そんなに」の意。
例文1
「そんねん いそんで どこ いく だい」=「そんなに急いで何処へ行くのですか」
「そんねん いそんで どこ いく だい」=「そんなに急いで何処へ行くのですか」
「なんで そんねん おかね が いる だい」=「どうしてそんなにお金がいるのですか」
「そんねん もんく ゆうだったら じぶん で やれ」=「そんなに文句を言うのであれば自分でやれ」
「あんな やつ の いった こん そんねん き に する ない」=「あんな奴の言った事をそんなに気にするない」
「そんねん もんく ゆうだったら じぶん で やれ」=「そんなに文句を言うのであれば自分でやれ」
「あんな やつ の いった こん そんねん き に する ない」=「あんな奴の言った事をそんなに気にするない」
「そんねん おおごえ で いわなんでも ちゃんと きこえてる わ」=「そんなに大きな声で言わなくともちゃんと聞こえているわ」
「そんねん ちかく で てれび みてりゃー め が わるく なる で もっと はなれて みろ」=「そんなに近くでテレビを見ていると目が悪くなるからもっと離れて見なさい」
「そんねん べんきょう きれー だったら がっこう に なんか いかなんで いいって かあちゃん に いわれちまった」=「そんなに勉強が嫌いだったら学校になど行かないで良いって母ちゃんに言われちまった」
「れっしゃ が ひょうてんか の まつもとえき に ついて ほーむ に おりた が そんねん さむさ は かんじ なんだ」=「列車が氷点下の松本駅についてホームに降りたがそんなに寒さは感じなかった」
例文2
※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
豊臣秀吉 「おだちゃ いいとこ いきた。※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
しずおかのしんせきから クールたっきゅうびんであじがとどいたとこ せー。
※秀吉はビニール袋に鯵を無造作に投げいれる。
そんねんもらったってくいきれねー で そんくらいにしといておくりや。」
例文2の標準語(?)訳
豊臣秀吉 「織田さん、ちょうどいい所へ来てくれましたね。
静岡の親戚から クール宅急便で鯵が送られてきたところです。
少し持っていって下さい。」
※秀吉はビニール袋に鯵を無造作に投げいれる。
織田信長 「豊臣さん、そんなにいりません。
そんなにいただいても食べきれませんので その程度にしておいて下さい。」
例文2の標準語(?)訳
豊臣秀吉 「織田さん、ちょうどいい所へ来てくれましたね。
静岡の親戚から クール宅急便で鯵が送られてきたところです。
少し持っていって下さい。」
※秀吉はビニール袋に鯵を無造作に投げいれる。
織田信長 「豊臣さん、そんなにいりません。
そんなにいただいても食べきれませんので その程度にしておいて下さい。」
そない ようさん いらんわ。
”そんねん”が”そない”に対応する感じでしょうか?
奈良の言葉と言うよりも大阪弁ですね。
○○ねんという言葉は割と多いですね。
「○○ねん」と言う最後に付ける言葉がその代表の様な気がします。
我が家では「○○だー」とか「○○だじー」とかが「○○ねん」に相当する言葉ではないかと思っています。