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風邪を引きまして、
六日間、ダウン。
転んでも
タダでは起きない貧乏性。。。
少し楽なると
久しぶりに
本を存分に読みました。
オットさんの『通勤のお供』をさしあたり借りたので
私のこのみではないのですが、タダだし・・・
次の巻を枕もとに運んでもらえるし・・ぐらいのつもりで。。。
沢木耕太郎 『深夜特急』1 香港・マカオ
〃 2 マレー半島・シンガポール
〃 3 インド・ネパール
〃 4 シルクロード
〃 5 トルコ・ギリシャ・地中海
〃 6 南ヨーロッパ・ロンドン
『凍』
藤原正彦 『若き数学者のアメリカ』
『数学者の言葉では』
『数学者の休憩時間』
『遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス―』
最初は、一行の途中でしんどくなって、とことん寝て、食べて、
薬を飲んで、また寝て食べて、ちょこっと読んで、叉寝て・・・。
雑誌掲載中に読んだことがあったような
沢木耕太郎の『深夜特急』は、
同じような旅を経験したインド・ネパールぐらいから
体調も回復も手伝って段々引きこまれ・・・
著者2人の旅を無意識に比べたり、
共感したり、羨ましく思ったり・・・
気がつくと、次々に読んでいました。
結果的に、著者達の青年期から現在までを
フォローした感じ。。。
体力だけではなく、気力もなえがちだったところに
いい本にあたったかも知れません。
人生はあっという間だけれど・・・
もしかしたら力と感受性に満ちた旅を
ふたたび経験することは出来ないかもしれないけれど・・・
寝てられへんわ。
とりあえず起き上がって
ファイティングポーズをとろう。
まだ、旅は途中なのだから。
まだまだ、旅は続くのだから。。。
なんとなく、そんな気持ちになりました。