11/9の絵画教室は
午後のデッサンのモデルさんがお休みで、
昼食も一般(油彩)に。
わたしは、この日の午後はなくなって
モデルさんの来る日に参加すべきだったらしいが・・・
あいかわらずの思い込みの激しさで、
いつも通りの時間割で内容だけ変わるのかと。。。
結果、現在進行形の絵だけではなく以前の絵も持参。
何度か繰り返し、見てもらっていた冬の池と枯れ木を
描いた絵は完成。
11年前に描いた絵の中から一枚、
大急ぎで手を加えて持参した絵は
先生の筆が入れられ、まとまりも、
めりはりも、光や空気感も加えられて、
それなりにずいぶん良くなったと思う。
何となく全体にいやらしかった色も
落ち着いた。
教室の先輩いわく
「スケッチが絵になったね。」
うまいこと、おっしゃる。
ただしこちらの方は、よく観れば茎が消えて空に浮んでいる。
「こんな感じで・・・」
・・・自分でまだまだ描けってことね。
「折角良くなったのが、描いているうちに
自分の絵に戻ってしまうのがこわい。」というと
前述の先輩は、
「先生のタッチそのままに仕上げてしまえば、『さま』になる。
いい絵が欲しければそれでもいい。
でも、自分自身がいい絵を描けるようになりたいなら、
先生の残してくれたタッチが壊れても、学んで
吸収しながら、自分でもさらに描かないと。」と、おっしゃる。
今まで、あまり会話したことない方だけど、
この方のスタンスに共感を感じたし、
率直な言葉が嬉しかった。。