
同展ポスター
のこり16日間の開催期間ではありますが、
現在、滋賀県立近代美術館で開催中の企画展をご紹介します。
絵巻というモノは、クルクル巻かれた絵本
(言い切ってしまった^^;)・・・なので、
絵巻というだけで、かなり期待できる。面白い。
文は「すらすら読める」というわけにはいかないので、
事前に用意されているスライド説明を講堂で聞いていただいたり
展示室で上部の訳文を参考にしていただくといいのだけれど、
とにかく、活き活きと描かれた絵をじっくりと観て
絵の中に入り込むのが、わたしは楽しいと思います。
絵巻の中でも縁起絵巻は、神社やお寺さんの由来や
ありがたい、フシギな伝承が題材とされているので
摩訶不思議なシーンが描かれていたり、
そうかと思うと、当時の風俗が身近に感じられるほど
活き活きと描かれていたり、
石山寺縁起絵巻では、長い年月をかけ
時代時代の絵師達がそういうものを、
ひとつの巻物の中に描き込んでいます。
全巻を一堂に観られるのは、めったにないチャンスです。
どうか、ご来館を
