Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

立木山へ。Ⅱ 観音守

2013-05-28 00:00:00 | 家族・人







ここはまだ結婚して間もない頃、夫と義父と仲人の叔父と
階段から登って、私が一番遅れてしまい皆が何度も
立ち止まってまってくれて、それでも
「よー、登った。」と褒められた。


今は、夫の両親、仲人夫婦の叔父叔母、私の両親も亡くなって
私たちが、あの頃の彼らに近い年になろうとしているけれど、



ここは、変わらないなー。



登りきって拝礼をすませ、
「御茶所」 :(上の画像)でいただく一服は格別。

昔はほうじ茶だけのような気がしていたのは
私の記憶違い?
入り口に柚子茶と、昆布茶と、お茶が渋い色のポットに入れられ
磁器の清潔そうなお茶碗が、たくさん用意して添えられている。




甘酸っぱい柚子茶の種が一粒入っているのをよけて
すすりながら、ぐるりと建物内を見回したり
外を眺めたり。。。









この絵は、日本画家の鈴木靖将さんの描いたもの。
「立木観音守 岩木松江さん図」って書いてある。


あー、この美味しい柚子茶は、
この岩木さんが用意してくださっているんだ。
素敵な絵だなぁ。すてきなおばあさんだなぁ。
と思っていると、そっくりな人が
植え込みの隅で小さくうずくまって、
白い割烹着姿で、草むしりをはじめた。


同年代の友人とふたり、思わず
 
いいねぇ。うらやましいねぇ。

と、声を合わす。
閑静なこういう場所で、素敵な暮らしだ。
お元気そうだし。


彼女のお茶であやかれないだろうかsymbol6


こんな、立木山安養寺。あなたも訪ねてみませんか?






コメント (2)
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