Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

若狭富士に登る。

2014-07-26 13:18:00 | 山歩き




青葉山:西峰から、東峰を眺める。


青葉山登山は東の福井側から登るルートと
西の京都側、松尾寺から登るルートがあって
縦走も出来る。
けれど、今回は、西国三十三ヶ所巡り
第二十九番札所『青葉山松尾寺』参拝がメインなので
双耳峰(東峰 693m・西峰 692m)を持つ青葉山の
西峰山頂 あたりまでの往復を計画。







往路、車のフロントから見えてきた
若狭富士、丹後富士とも呼ばれる美しい稜線は
地元滋賀の近江富士、三上山 432mと似ている・・・
が、明らかにそれよりかなり大きい。


「アレをのぼるんだよね?
 三上山は、のぼったんだよねぇ?」と
運転席のオットさんに尋ねられて
私は、こめかみに冷や汗の流れる思い。


札所参りの「ついで」にしては
ちょっと大物過ぎたかもしれない。


□  □  □





松尾寺の本堂右手奥の渡り廊下の下を通って、
登山道に入る。
孟宗竹の竹林と石段が美しい。




杉の植林が見えてきた辺りに、先日の台風の被害か
倒木が登山道をふさいでいて下をくぐって進んだ。

でも、登山道が荒れているというわけではなくて
枝がはらわれて、通り抜けやすくしてある。
ロープ赤いテープなどの標も的確で
迷いようがない。
管理してくださる方に感謝しつつ歩く。





ずっと登り続けるこのルートで、唯一平らな場所。
木も無く開放感を感じた。






段々本格的に山登りらしい登り路。
・・・ソロソロ少し平にならないか。と、思ったところで
最初ロープ
ここは、使わなくても登れそうsymbol6





以降も、
もーだめ。少しは、息をつける平坦な路にならないか
と思うタイミングで逆にロープだったり、
急傾斜のアルミのハシゴだったりが
つぎつぎに現れる。 青葉山、おそるべし。









暑い中を登ってきて、ココに来て急に木立が開ける。
眼下に町や右手に若狭湾が見え、爽やかな風が通る。
かなり登って来ている。
(かなりのスローペースではあるけど。)






西権現 に到着。
 じつは、頂上はその後ろに見える岩場の上





ここからは、霞んでいなければ右手若狭湾を見下ろす
展望が開ける。
カメラには良く捉えられなかったけれど、
肉眼では薄っすらと見ることが出来た。





西ルートでは、ポイントが少ないので、
時間の余裕を確認しながら、少し先に足を進めて
大師窟※ をくぐる。(後姿はオットさん。)


※泰澄大師がここで修行したとされてる。





さらに進んで、西尾根と東を結ぶ
スリル満点のあたりをすこしだけ覗いてUターン。


もう少し、先に行って見たい気もしたけれど
私には体力ぎりぎり、このあたりで
戻って丁度よかった。





今までになく、下りで足に力が入らず・・・






松尾寺を目の前に、横滑りして
首にかけていたカメラが・・・。
(幸い故障なく、無事でした。)






帰路、
車の窓にへばりついて海を撮ろうとしている私に
オットさんは、「車を停めて海岸に降りてみる?」と
と、聞いてくれたけど、足がガクガクで
もう、そんな元気は・・・なかった。


でも、たのしかった


・・・いつか、今度は海を撮りに来なくちゃ。



追記
登山後3日目(7/26現在)、
筋肉痛の為、階段昇降&ベッドの起床等々、
一切の行動、いまだ老婆の如し。

nose4








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