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青葉山:西峰から、東峰を眺める。
青葉山登山は東の福井側から登るルートと
西の京都側、松尾寺から登るルートがあって
縦走も出来る。
けれど、今回は、西国三十三ヶ所巡り
第二十九番札所『青葉山松尾寺』参拝がメインなので
双耳峰(東峰 693m・西峰 692m)を持つ青葉山の
西峰山頂 あたりまでの往復を計画。
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往路、車のフロントから見えてきた
若狭富士、丹後富士とも呼ばれる美しい稜線は
地元滋賀の近江富士、三上山 432mと似ている・・・
が、明らかにそれよりかなり大きい。
「アレをのぼるんだよね?
三上山は、のぼったんだよねぇ?」と
運転席のオットさんに尋ねられて
私は、こめかみに冷や汗の流れる思い。
札所参りの「ついで」にしては
ちょっと大物過ぎたかもしれない。
□ □ □
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松尾寺の本堂右手奥の渡り廊下の下を通って、
登山道に入る。
孟宗竹の竹林と石段が美しい。
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杉の植林が見えてきた辺りに、先日の台風の被害か
倒木が登山道をふさいでいて下をくぐって進んだ。
でも、登山道が荒れているというわけではなくて
枝がはらわれて、通り抜けやすくしてある。
ロープや赤いテープなどの標も的確で
迷いようがない。
管理してくださる方に感謝しつつ歩く。
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ずっと登り続けるこのルートで、唯一平らな場所。
木も無く開放感を感じた。
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段々本格的に山登りらしい登り路。
・・・ソロソロ少し平にならないか。と、思ったところで
最初ロープ。
ここは、使わなくても登れそう
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以降も、
もーだめ。少しは、息をつける平坦な路にならないか
と思うタイミングで逆にロープだったり、
急傾斜のアルミのハシゴだったりが
つぎつぎに現れる。 青葉山、おそるべし。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/f8/6705381530cff734057e4947357d6870.jpg)
暑い中を登ってきて、ココに来て急に木立が開ける。
眼下に町や右手に若狭湾が見え、爽やかな風が通る。
かなり登って来ている。
(かなりのスローペースではあるけど。)
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西権現 に到着。
じつは、頂上はその後ろに見える岩場の上。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/c2/ec8f43dd41e1eac9b03f2b9821e7cdd6.jpg)
ここからは、霞んでいなければ右手若狭湾を見下ろす
展望が開ける。
カメラには良く捉えられなかったけれど、
肉眼では薄っすらと見ることが出来た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/91/f78d27693bc5c8580723b2eee0058e48.jpg)
西ルートでは、ポイントが少ないので、
時間の余裕を確認しながら、少し先に足を進めて
大師窟※ をくぐる。(後姿はオットさん。)
※泰澄大師がここで修行したとされてる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/e2/ef780be891551e3f4b5e73e9beb6f7c9.jpg)
さらに進んで、西尾根と東を結ぶ
スリル満点のあたりをすこしだけ覗いてUターン。
もう少し、先に行って見たい気もしたけれど
私には体力ぎりぎり、このあたりで
戻って丁度よかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/17/56b2c49e405e72a6b9c7b5dd93697658.jpg)
今までになく、下りで足に力が入らず・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/87/f030dded01adab60d9704f32c6825c86.jpg)
松尾寺を目の前に、横滑りして
首にかけていたカメラが・・・。
(幸い故障なく、無事でした。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/36/537adb1f432ec5bf96d5df9b91747c33.jpg)
帰路、
車の窓にへばりついて海を撮ろうとしている私に
オットさんは、「車を停めて海岸に降りてみる?」と
と、聞いてくれたけど、足がガクガクで
もう、そんな元気は・・・なかった。
でも、たのしかった
・・・いつか、今度は海を撮りに来なくちゃ。
追記:
登山後3日目(7/26現在)、
筋肉痛の為、階段昇降&ベッドの起床等々、
一切の行動、いまだ老婆の如し。
![nose4](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/nose4.png)