Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

蒲生Ⅱ:近江日野商人館

2015-05-06 16:42:00 | 美術・絵画






ガイドさんに連れられて、
瑞雲山 竹林院 大聖寺』へ




高田敬輔「釈迦三尊像」1742(寛保2)年作
1744(寛保4)加筆紙本墨画淡彩 大聖寺蔵
画像:滋賀近美過去の資料より



まず、
日野出身の画家:高田敬輔の描いた二幅、
極彩色の「涅槃図」
上の「釈迦三尊像」を見せていただく。

両方とも上で寝転がれるようなサイズだけでなく
迫力も保存状態やもすばらしく、しばし見入る。

これは、日野のお祭りの時ぐらいしか公開されないのを
幹事さんが頼み込んでくれたらしい。

その後、遠久寺では、
高田敬徳ら敬輔の三人の子による天井画「竜図」を拝観。




□ □ □



その後、美術品から離れて

日野町歴史民俗資料館近江日野商人館へ。






入り口は、立派な敷石が目立つものの、意外となフツ―な印象。






奥座敷も・・・。  ね。


ところが、これが実は 『お助け普請』といわれ
不景気に失業者に仕事を提供したといわれる
贅を尽くした凝った造り。





例えば、飾り気のない唐紙の取っ手を見ると・・・






七宝焼き








シンプルな細い床柱は・・・高級で貴重な 四面正目








上げ下げ自由な、お洒落なペンダントシェード。





表の庭より、奥座敷のから見える中庭の方がすごい!!とか、






これ見よがしではない、お金の掛け方がかっこいい。


ここの専属ガイドさん曰く・・・
そこが、近江商人でも近江八幡と日野商人の気質の違いなんだとか。







とっておきの展示品は、
ワタシ以外の皆さんが、どよめき目を輝かせた
秘蔵の日本最古級のワイン。(国産初期のもの)と・・・



  


ワタシ一人、ショーケースにくっついた、こういうものとか・・・



次回も、県内蒲生郡の旅は続く。。。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする