ガイドさんに連れられて、
『瑞雲山 竹林院 大聖寺』へ
高田敬輔「釈迦三尊像」1742(寛保2)年作
1744(寛保4)加筆紙本墨画淡彩 大聖寺蔵
画像:滋賀近美過去の資料より
まず、
日野出身の画家:高田敬輔の描いた二幅、
極彩色の「涅槃図」と
上の「釈迦三尊像」を見せていただく。
両方とも上で寝転がれるようなサイズだけでなく
迫力も保存状態やもすばらしく、しばし見入る。
これは、日野のお祭りの時ぐらいしか公開されないのを
幹事さんが頼み込んでくれたらしい。
その後、遠久寺では、
高田敬徳ら敬輔の三人の子による天井画「竜図」を拝観。
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その後、美術品から離れて
日野町歴史民俗資料館近江日野商人館へ。
入り口は、立派な敷石が目立つものの、意外となフツ―な印象。
奥座敷も・・・。 ね。
ところが、これが実は 『お助け普請』といわれ
不景気に失業者に仕事を提供したといわれる
贅を尽くした凝った造り。
例えば、飾り気のない唐紙の取っ手を見ると・・・
七宝焼き。
シンプルな細い床柱は・・・高級で貴重な 四面正目。
上げ下げ自由な、お洒落なペンダントシェード。
表の庭より、奥座敷のから見える中庭の方がすごい!!とか、
これ見よがしではない、お金の掛け方がかっこいい。
ここの専属ガイドさん曰く・・・
そこが、近江商人でも近江八幡と日野商人の気質の違いなんだとか。
とっておきの展示品は、
ワタシ以外の皆さんが、どよめき目を輝かせた
秘蔵の日本最古級のワイン。(国産初期のもの)と・・・
ワタシ一人、ショーケースにくっついた、こういうものとか・・・
次回も、県内蒲生郡の旅は続く。。。