
生後、7か月ののあchan、桟橋から川を覗くの図。
後ろ足を一杯伸ばしてパランスをとっている。。。^m^
幼い頃から近年まで、水があれば覗きこみ、
頭から落っこちていたのあchanですが、
たとえ、パートのご出勤2時間前に、
お風呂に入れてあげる事態になっても
文句は言えない。
だって、飼い主♀も、大の水辺好き 。
・・・ということで、
今回の金沢で一番楽しみにしていたのはここ。 ↓

もちろん、仕掛けは想像できますが・・・
こういうのは、やっぱり、体験しないとね

この不思議空間に入り込みたい。。。
・・・ということでどしゃ降りの中、
いざ、 金沢21世紀美術館 へ。

美術館だもの、雨だって関係ないわ。
半日、じっくり楽しむわ。
・・・て、途中『KOHRINBO109』で、
ブーツ&レインガードまで買って頑張って来たのに。。。

水面には近づけず、水面下もこんな感じ。
ただの、青い奇妙な部屋。
がっかりして、自撮りをやめて出ようと思いましたが
手に持ったカメラを見た親切な青年が
撮りましょうか?
・・・と言ってくれたので、一応記念撮影。
ふと、周りを見ると、
みなさん、こんな状態でも楽しんでいました。
そーなのよね。
こういう時、いつも私は
ついつい、ぶー垂れ不満顔してしまう。
それなりに、楽しむことを知らない。
この写真を撮ってもらいながら、深ーく反省。
その後は、気分を変えて数々の展示※を鑑賞しました。
それにしても、・・・
足をぐしゃぐしゃにして雨に濡れながら
「109」と『21世紀美術館』しか見られなかった
第一日目の午後。
おいてけぼりの黒犬様の祟りではないだろうか。
※展覧会レポ 右下「続きを読む」へ
はげましのポチをぽちっ、としていただけたら嬉しいです。

にほんブログ村
金沢21世紀美術館 は敷地も円形、
建物も円形、平屋なのが目につきます。
また、作者の許可のない一部の作品以外、
フラッシュを使用しなければ展示室でも
撮影が許されているのに驚きました。
ルーブル美術館でも、そうだったので
展示室の作品の撮影禁止は、
長い間、日本の美術館に不満だった点です。
金沢市内の記念館などでも、基本撮影OKが多く
全国的な常識になってほしいと思いました。
行った時の企画展は、
ザ・コンテンポラリー 2誰が世界を翻訳するのか
Who interprets the world?
2015/09/19~12/13
今回のテーマは、文字や言葉以外の文化(作品)で、
異文化がどのように共感関係を展覧会場で創造するのか?
・・・といった、感じでしょうか?
出品アーティストの出身国が実にさまざま。
作品は、一室を埋めるものだったり、
壁一面の大きさだったり・・・
観るると言うより、そこに一緒に
存在して、身体全体をとおしてなにかを感じる、
何かが伝わる、という気がしました。

エル・アナツイ 1944年 ガーナ、ナイジェリア在住
裂織の生地のように見えるこの作品はちいさな缶?のような
ピースを針金でつなぎ合わせています。
かけられた時間と手間が作品の迫力になっているだけでなく
色彩とテキスチャーが魅力的だった。

マリア・イザベル・ガウディネス=アキリザン
1965年 フィリピン生、オーストラリア(ブリスベン)在住
アルフレド・ファン・アキリザン
1962年 フィリピン生、オーストラリア(ブリスベン)在住
『移動・もう一つの国』
ダンボールで作られた様々なもの、多くは家を積んだ船が
船底を天に向け屹立しています。
この状態で、不安定さからくる不安感よりもむしろ
威風堂々とした安定感を感じるのはなぜ?面白い作品です。

この展示室は、あまり心に響くものはありませんでした。
画面右の白い飛行機のようなものと下の数台のディスプレーが・・・
『人々の国際連合(p NU)ドローンの鳩』
ペドロ・レジェス 1971年 メキシコ生
目新しさも感じず、 コンスタンティン・ブランクーシの『空間の鳥』
が浮かんできて、かの作品のすばらしさを感じてしまいました。
最後に、小品の中で印象的だった作品2点。


左:中国の作家、邱志傑(チウ・ジージェ)1969年生
『マダガスカルの首都はどこだ!』
右:スサンタ・マンダル
1965年 インド(コルカタ生、ニューデリー在住)『サック2』
『サック2』は陰湿なかんじで、「こわい。いや。」と言っていた
カップルの女性がいましたが・・・私は結構好き。
屋外に出たり、大胆で堂々としたモダンアートの中で
こういうのを見ると妙にほっとします。。。
はげましのポチをぽちっ、としていただけたら嬉しいです。

にほんブログ村