Polepole Life new

びわ湖の湖南に在住。
亡きA.コッカーNOIRと山歩きを愛すシニアライフを綴ります。

金沢の旅#2 わっせわっせ。

2015-12-22 15:33:00 | 風景・場所



12/12 金沢2日目

前日の暴風雨がウソのような晴天。





前日の疲れが、ちょっと気持ちを重くする。





・・・が、いつも観光に消極的なオットさんが
朝食後、ホテル近くの 尾山神社 を仕事前に見に行くという。

へ~~。
オットさんはその後すぐ会場にむかったけれど
おかげで私もエンジンがかかってきた。


  
クリックで拡大。


別れた後バスですぐ、 長町武家屋敷跡 へ。
街並みと、小堀遠州の庭のある 野村家 の中も拝観。
そのまま犀川を渡り、今回の金沢行の目的の一つ
室生犀星記念館 へ。



あまりにも有名な「 故郷は、遠きありて思うもの・・・
とうたった、『 小景異情 』に出合って以来、
室生犀星は、私にとって特別な作家だ。

懐かしい故郷に帰ってみると、故郷は冷ややかだった・・・
というつらい思い出が、私にもある。
それでも、犀星が懐かしんだ犀川近くのこの記念館を
ぜひ、訪れたかった。

こじんまりとしているものの、すっきりとモダンな感覚の
この記念館で、ビデオを見たり直筆の書簡をみて、
暖かい人となりが感じられてうれしかった。

妻にあて、上手ではない字で


拝けい
 イナダのいいのを(改行) 一本お送り下(改行) されたく。


・・・とだけはしり書きしたハガキが微笑ましい。
和やかな気持ちで、記念館を後にした。





記念館から にし茶屋街 は寺町通りを越えればすぐ近い。
そこからは、 城下町金沢金沢周遊バス に乗り
街を挟んで逆方向の ひがし茶屋街 に向かう。

   


途中のバス停、『橋場』で下車すると、 泉鏡花記念館 が近い。
鏡花の生家跡に建つ建物も古民家風。
ミニシアターもあるようで
入りたかったけれど今回は先を急いだ。
浅野川を渡って一本南にかかる木造りの
梅の橋のふもとの 徳田秋聲記念館 から
戻るようにして午前中最後の目的地 ひがし茶屋街 へ。 





この辺りから、和装の人をちらほら見かける。
街並みに合うので、実は前日の風雨がなければ
私も着物を着て来たかった。。。


・・・が、そうしていたらとてもこれほど
歩いて、見聞き出来なかっただろう。


前日、周れなかった場所をカバーして
強行軍だった2日目午前の観光。
膝も痛まなかったし、トレッキング後のような充実感だ。


( ̄^ ̄)えっへん



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コメント (4)
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