座卓の脇の小さい台の上に置かれる釜めしの羽釜二つ。
2017.08.27
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写真を見て以来、ずっと行きたかった
「拾穂庵」に行ってきました。
大阪在住の友人と待ち合わせ。
ここは、日吉大社から近い里坊のあたりなのですが、
それもそのはず、もとは日吉大社の前社家のお屋敷で
りっぱなお庭も、なるほどとうなずけます。
最初に羽釜を持ってきてくださって、
充分蒸れて少し窯が冷めた頃・・・
・・・再びご亭主が現れて
お膳の用意を整えてくださいます。
年二回は、植木屋さんに入ってもらうほか
「店が暇な時期は、庭の手入れの為に来るようなものです」
・・・と笑うやさしいご亭主。
私たちがのんびりしている間にも、丁寧に
奥行きのある庭に水を撒いていらっしゃいました。
ゆっくり食べて、コーヒーもいただいて・・・
お庭をゆっくり拝見して・・・
こしを上げると玄関になかなか姿が見えません。
あ。っと思いました。
銅鑼 を打たせてくれようとする、・・・これも
心づかいかもしれません。
ゴ―~~ン。
現れたご主人に、見送っていただいて時間が
止まったような空間から路地にもどりました。
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