昨夜で楽しみにしていたTV特集が終わってしまった。
BBS制作の『ポアロ』3作と『ミス.マープル』4作が
平日pm8:00から放映された、NHKの
『アガサ・クリスティー特集』。12/5~12/14
一刻も早く途切れずに見たいので、突然の来客や電話に
7日間ハラハラしたが、今夜からは、しばらく寂しい。
自然や庭、建物、家具やリネン、食器、衣裳・アクセサリー、車・・・
画面の隅々までため息が出るような美しさ。
その時代のイギリスの歴史や慣習が垣間見れるのも面白い。
でも、見とれてばかりもいられない。
会話はもちろん、ホントにちょっとした仕草が重大な伏線
だったりするので、登場人物の動きにも気が抜けない。
膨大な時間をえて、世界中の人に愛され続けている
アガサの作品の面白さ・すごさをしみじみ鑑賞。
今回は、アガサ没30周年ということで、つづいて
『クリスティー紀行』でアガサの故郷イギリス南部のトーキー
という村の紹介や、アガサの略歴を追う映像リポートがあった。
2時間数分で本1冊読んだ満足感。(それ以上か。)
こういう海外ドラマや、質のドキュメンタリー番組を
見たりするとNHKに受信料払うのも悪くないと思う。
普段着にカシミヤ(多分)のカーディガン、膝下丈のスカート、小花模様のシンプルなワンピース・・・登場する女性の着こなしに毎回、感心してしまいます。けしてハデなデザインや色ではなく、でも質がよく西洋人の身体の線に、フィットした服をさり気な着こなしていますよね・・・溜息が出てきます~。
ええ!ええ!まさに!まさに!
一つ一つ同感です。
わたしは『デビット・スーシェ』をポアロでしか
知らないのですが、それだけに両者が頭の中で=で結ばれています。
今までの映画などのポアロには、「大きすぎるじゃん。」
等々・・・。違和感を感じていましたが、彼を見た途端、容姿、動き、表情、眼光・・・。
「ポアロだ。」と思いました。
ところで、今回のシリーズは、今までのに比べると逮捕後の『刑』を特に協調しててましたよね?