『瀬田川花火大会』の日、早めに家を出ると
ちょうど商店街を神輿が来るところでした。
商店街の先にある建部大社の祭り、『船幸祭』。
今年は、子供神輿・去年は出なかった女神輿も含めて、
3台のお神輿が揃いました。
何時もは、人気のない商店街がぎゅうぎゅうです。
この大小の神輿は、明るいうちに川に下り
南郷までの4キロをゆっくりと往来しました。
すっかり日が暮れた後、戻ってきた神輿は川から上がり
唐橋を渡って中ほどの水天宮に参ります。
実は『瀬田川花火大会』の花火は、神輿の一連の行程にそって
シーンを盛り上げるべくタイミングを計って打ち上げられるので
ひとつづつ、間つなぎに打ち上げられる花火に・・・
「シケてるなー。」「たいしたことないなー。」とか
途中、華々しくあがった後に
「短かったね。」「終わったんだよねぇ?」と
帰りそうになるシロウトさん達の声が、毎年聞こえてきます。
が、玄人さん(つまり、ワタシタチのような)は、
神輿が唐橋を戻って来るまでは
どっしりと気長にフィナーレを待ちます。
このストーリー性と、コンパクトながらカラー放水船や
遊覧船、川漁師さんの祭り提灯をかざした船・・・
さまざまな要素が、私がココの花火が一番好きな理由ですかね。
満足のうちに、プロ意識で浴衣姿のお嬢さんたちを
見ながら帰路につきました。
初詣も、これくらい着物姿のヒトがいるといいのになー。
たしかに、身近にこんなお祭りがあるって、とっても、ラッキーですね♪
建部さんは近江一ノ宮。
お正月は元旦にココから伊勢太神楽(獅子舞い)が
はじまったり、春はウマを引いた裃を付けた檀家代表が
歩いたりする行列があったり・・・
伝統行事を守っていて、それを楽しみに帰省する
若い家族も多いようです。
出身地のやはり活気のあった神社の盆踊りの
賑わいを思い出します。
いいですね~
自宅近くにこんなお祭りがあって・・・
すっかり夏祭りから遠ざかっている私です。
うそうそ。おかげで、思い出したので
今から草刈りします。(汗)
考えたら、おたくのあたりは全国的にも
名の通った観光地ですから、花火とか夏祭りも
大々的にやったらいいのにね♪
ステキな殿方がいっぱい現れそうです。
そして、ステキに見えたりします~。
不思議ですね~。
おらが貧乏町の花火も終ったのかまだあるのか見極め難しかったです^^;