![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/2d/8b281e83e4e73825536d07e41e7f374c.jpg)
9/1(月)-9/2(火)
四条の京都産業会館で開催されていた
「本場 大島紬フェスティバル」と
「小千谷織物 匠の世界」を見学して来ました。
お客様の同行はなく、社長に引率され姉妹店と
私たちのお店の同僚6名、予定していた月1回の
お店のミーティングを中止してのお勉強会です。
今回のメインは 大島紬。
反物が出来上がるまでにたいへん手間のかかる大島紬ですが、
その工程の一部を、伝統工芸士の方が実演・説明。
体験もさせていただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/7f/a0803baab86143452ad3d82c41da50f5.jpg)
絣締
絣模様を染めるために専用の締機と呼ばれる機で織締される工程。
デザインにあわせて、まず細かな升目に点を描き入れる図案が作られ
それにそって、この絣締で1パターンごとに筵(むしろ)と呼ばれる
かすり糸を締めたものが織り上げられます。
締機の全体は会場には、運び込まれていませんでした。
それでも実物を拝見したり
丁寧な説明を繰り返ししていただいたのに・・・
???
説明の詳細は、情けなくなるほど理解できませんでした
![nose3](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/nose3.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/e9/6508b01331446baf6656023317d5685d.jpg)
すり込染
織りあがった筵を染色・加工してかすり糸が出来上がる
のですが、部分的な赤や緑などは、加工の段階で
染まった筵の所定の箇所を部分解きし、そこに
注射針を利用したもので染料をのせこすり付けて彩色します。
私は、これを体験させてもらいました。
適量を細いスペースに均等に染み込ませるのは
結構指先に神経をこめないと。。。
![nose5](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ap/nose5.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/9b/4d2302f2176931e0452852cc0a7de242.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/73/253b372373d1fb3e5b12b50fd1b0733d.jpg)
織り:手機
経緯絣及び緯絣の1本1本絣合わせをして
確認しながら織り上げていきます。
実演でかけられていた柄は、画像では無地に見えるほど
とても細かいものでした。
それを妥協なく1本1本の染めを見つめながらきっちり
柄をあわせていく様子は、ため息が出ました。
姉妹店の人が体験をして、ずれてしまった柄を
説明しながら丁寧に直していく姿に、実演ですら
機で創り出す紬に対する熱意と愛情を感じました。
カメラを向けることは出来ませんでしたが、2008年の
新作の大島紬も部門に分かれて陳列され無記名アンケートも
行なわれていました。
すばらしい凝った柄もありましたが私は意識的に男物の
ような出来るだけ細かい連続の単調な柄のものを選びました。
無地ライクで、年齢や時代によって余り左右されない
モノの方が購入層を厚くするような気がして。。。
+ + +
隣あって、開催されていた小千谷織物も、
ついでに観ることが出来ました。
実は私、小千谷縮や小千谷紬が大好きで。。。。ラッキー!!
+ + +
外で働いていると、時には凹むような事もありますが
こうして、物見遊山だけではない刺激が時折あるのが
うれしくて、「ここで、頑張ろう。」と思えます。
わかったような気でいたことを、少し丁寧に教えていただいて
みると、奥深さに驚いてもう少し先まで知りたくなったり・・・
出合ったもの創りにたずさわっている人を
ちょっと羨ましく思ったり・・・
たのしいお勉強会でした。
はげみになります。 ぽちっ、ぷりーず♪
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そうそう、織り機ネタ。お約束ですよね。^m^
待ってます。
キモノを来てフレンチをしゃべる陶芸作りに
いそしむおばあさん。。。
なんか、私もそーゆーのいいなぁ♪
着物着てのお仕事。どんどん詳しくなるし。
しっくり似合ってくるんだろうなー。
浴衣一枚しかもってないけど・・・目指すは着物おばあちゃん。 来るのか?
で、思い出しました。織り機ネタ・・・
今度、Upしてみます^^。