新年 明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆様に幸多き年になりますようお祈りいたします。
明るく暮れた年末ですが、ふり幅が大きな年だったから、静かに落ち着いて幕あけようと選びました。名前を見たことあるので買ったら、斜め椅子のアルバムのピアニストでした。とても良いと思ったので、これは正解、どうやら椅子の前の年のアルバムのようで、1曲をのぞいてすべてクラシックの曲、椅子アルバムでクラシックの素養が強いと思っていたのがはっきりしました。
1曲目がプーランク、これがとても静かな始まり方でこの最初のところで既に選んで、なんだかお年賀にピッタリな感じです。
2曲目がスクリャービン、ベースとのデュオですが、同じRobertoだから兄弟でしょうか。
3曲目がシューマンで、チェロの演奏でも思ったのだけれど、この人の作品結構哀愁ある曲が多くてジャズになるように思います。
4曲目はベース・ソロの曲、技量は最上とはいえませんが、頑張っています。
5曲目がブラームスの交響曲3番の第3楽章からの演奏、クラシックをジャズでってかなりあるけれど、音の美しさとセンスが解ってしまうと思います。この人はクラシックが素直に身についている感じでとてもセンス良い演奏です。
6曲目がバッハ、7曲目はサン-サースの動物の謝肉祭からだと思う。ベース・ソロから初めてピアノのセンスが光るます。
9曲目がラヴェルのパヴァーヌ、ピアノ・トリオで演るのはまずらしいかもしれません。
10曲目だけロベルト・オスラーの短い間奏曲。
ここのところ、クラシックの演奏を(チェロだけだけど)聴く機会がおおくなったから、ちょっとそっちの影響もあるのかもしれませんが、なんか今年の幕開けにはピッタリでした。
そんなのをまた1年続けられるかどうか、どうぞ続けている間はよろしくお願いします。
A REBOURS / ROBERTO OLZER
Roberto Olzer(p)
Roberto Mattei(b)
Recorded and mixed April 18, 2011, at Artesuono, Udine, by Stefano Amerio
1.Tres calme et lente, dal Concerto per Organo (F. Poulenc)
2.Prèlude, dai 24 Preludi op. 11 (A. Skriabin)
3.‘Ich will meine Seele tauchen’, dai Dichterliebe (R. Schumann)
4.Largo, dalla Sonata in sol minore (H. Eccles)
5.Poco Allegretto, dalla III Sinfonia (J. Brahms)
6.Praeludium VIII, dal Clavecembalo ben temperato (J. S. Bach)
7.Il Cigno, dal Carnevale degli animali (C. Saint-Saens)
8.Allegretto, dal Concerto per Pianoforte (F. Poulenc)
9.Pavane pour une enfante défunte (M. Ravel)
10.Interlude (R. Olzer)
11.Notte Italiana (R. Ciammarughi)
12.Epilogue, dai Sieben Todsuenden (K. Weill)