
ソニア・ヴェンダー・アサートンをYou Tubeで見るとユダヤの曲を演奏しているのがいいので合わせてかったら、モンテヴェルディを演奏しているのもセットになっていて3枚になった。

最後に聞いたのがこのモンテヴェルディの作品を演奏したものだけれど、4曲は現代作曲家のGiacinto SCELSIの作品。
モン手ヴェルディが16世紀から17世紀にかけてのイタリアの作曲家、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者だから、ルネサンスからバロックにかけての音楽、ジャチント・シェルシは20世紀のイタリアの作曲家で作風は不調和音が入るもの。こちらはオーネット・コールマンのヴァイオリンのアルバムを持っているくらいだから、平気だけれどこの組み合わせの意図はなんなのでしょう。あっちもこっちも幅広に演奏しますということでしょうか。
このアルバムはたぶんあまり聞かないでしょう。
Vita
Sonia WIEDER-ATHERTON, violoncelle
Sarah IANCU, violoncelle
Matthieu LEJEUNE, violoncelle
Compositeurs :
Claudio MONTEVERDI
Giacinto SCELSI

チェロのアルバムを集め始めた時、讃美歌をソロでひいているのが良いかもしれないと探したけれど、演奏が平坦であまり面白くなかった。このアルバム、ユダヤのトラディショナルが多く含まれていて最後がユダヤ人の作曲家エルネスト・ブロッホの曲に成っています。
ユダヤがもつ民族的な悲哀が曲に漂うのか、アサートンの一寸個性的なところがでるのか、曲調が似ていても曲の向うにある心みたいなものが感じられて、きちんと聴くことができるアルバムです。
ピアノとのデュオでトラディショナルな素朴さがあるので、ただ流れていてもいいので、一度きちんと聞きこんでから、普段は気にしないで流すのに良いアルバムだと思います。
Chants juifs/jEWISH SONGS
Sonia WIEDER-ATHERTON, violoncelle
Daria HOVORA, piano
Compositeurs :
TRADITIONNELS
JEAN-FRANCOIS ZYGEL
ERNEST BLOCH