JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ボーイング矯正器具体験

2019-01-15 10:34:13 | チェロ無難
チェロ弓ボーイング練習ガイド矯正器具というものがある。ボーイングの運弓を正しい位置に矯正するのを目的の器具です。調べたらこんなのがあります。

  

小さい子が使っている写真を持たことはありましたが、大の音がはどうもと思っていました。しかしながらとんでもない(指板の上の方)を弾いたりして弦についた松脂をみてがっかりすることが多いので買ってみようかと昨年秋に購入。

3千円台前半でお安いのでこちらを購入。



去年の秋に買ってちょっと試してみました。確かに角度がわるくなるとプラに引っかかって変な音になる。まあこの程度かと置いてありましたが、今回思わぬ発見でこれが良い。



横から見るとこの透明プラの間で弓を運ぶ。なぜ今回使ってみたかというと、今のエチュード。



1ポジだけの運指だけれど、師匠が結構速く弾く。ただ弾くのはこなせるけれど、ここからがこの曲の練習。3連譜や6連譜のスラーやスラーとスラーなしの組合せ、テヌートやスラー部分の組合せ、これをある程度の速度で弾こうと思うと、右手に対しての脳の指令が多くなって、次が左手でそこでいっぱい。終わってみると飛んでもないところに松脂がついている。ウーンと唸っているとこの器具を思い出した。
それを使って音階練習とこのエチュードを弾いてみました。それなりに効果はあるのだろうけれど、これであることにきずいた。



この気づきで少し運弓がよくなったような気がします。さて皆さんにもお教えします。私ぐらいのまだまだのチェロ弾きには良いかもしれません。
さて何に気付いたかというと下の写真。



器具を外した後の写真です。今までの運弓はづいぶんばらけていましたから松脂の弦への付き方も広範囲、ところが器具をつかっていたから、松脂もわずかなところにしかついていない。こんな付き方をしてくれたら、これはいいと器具を取った後も、その部分を弾くようにすればとしるし代わりになりました。

そこを弾いているとなんだか正しい運弓に近づいたみたいで、3,200円の投資みなさんどうですか。
コメント (1)
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