ニューヨークのラジエタービルディングを描いたジョージア・オキーフの絵画をジャケにしたアルバムが二つあることを書いていたら、ニューヨークをジャケにした大好きなアルバムがあるのを思い出した。ニューヨークを題材にしたジャケを並べてみようとおもうけど、その前にその大好きなアルバムをご紹介。(ブログを始めたころにいとどこのアルバムはかいたけれど、お掃除の合間に聞きましたぐらいだからもう一度)
1965年と1966年に録音され、、セプター・レコードからでたアルバム。日本ではテイチクから1966年に出たLPを当時買った。とても気に入ったのでCDに焼き直してもらったぐらいだ。
豪華なメンバーは初顔合わせだったようだ。商売人のアート・ファーマーが集めたメンバーのようで、とても豪華な組み合わせ。ただしこの一枚でこのグループは終わってしまった。
出だし3管のハモニーから始まる短い”SIGNA TURE"はファンファーレの開始を知らせるファンファーレのようで、高校の学芸会(そんなのがまだあった)でクラスで作った劇の恥アリの音楽に使ったのを覚えている。トム・マッキトッシュとアート・ファーマーの掛け合いにわくわくする。
3曲目”SUPPLICATION”ファーマーのバラッド・にジェームス・ムーディのフルートが美しく絡む。
4曲目ムーディーのフルートからマッキントシュ・フラナガン、デイヴィスのソロはいかにもソロ回しでいい。
A面1,4B面2,4とギタリスト、デニス・サンドルの曲なのは何か理由があるのだろうか。
B面の1曲目ボサノバ・リズムにムーディーのフルートのメロディー、女性のヴォイスが乗っかてくるアレンジ、こんな”ジャイアント・ステップス”は聴いたことはない。とってもムーデイー。2曲目の” DIM AFTER DAY”もとても美しいバラッド。3曲目” INDIAN SUMMER”はムーディーはテナー、全体的にはフロントの3管の上手さが実にうまくアレンジされたアルバムと思う。4曲目最後で最初の曲のメロディが出てくるから、このアルバムのためにデニス・サンドルに曲を依頼したのかもしれないな。
どうやら2000年代になって「ART FARMER'S JA ZZ SEXTET」というタイトルでCDでリイシューしたみたいです。
NEW YORK JAZZ SEXTET
TOMMY FLANAGAN piano
ART FARMER fiugeelhone
JAMES MOODY tener sax flute
TOM MCINTOSH trombone
RICHARD DAVIS BASS
ALBERT HEATH drums
MARIE VOLPEE vocal
REGIE WORKMAN bass
PATTI BROWN piano
1 SIGNA TURE
2 BOTTOM ON TOP
3 SUPPLICATION
4 ANOTHER LOOK
1 GIANT STEPS
2 DIM AFTER DAY
3 INDIAN SUMMER
4 JOY SHOUT