ロベルト・オルサーの新しいアルバムが出るというので、これは即買い、一番まっているピアニストのアルバムになる。出したのは澤野工房、6作目になるのだそうで、関係は亡くなっているのかと思ったら続いているのですね。
同じメンバーで澤野で6作になっていました。
澤野では「MOTTURNO」の次ですから5年ぶりというのでちょっと驚きました。
それにしてもベースのYuri Goloubev、ドラムスのMauro Beggioの同じメンバーで6作というのは、とても良いコンビネーションなのでこちらとしてはとても嬉しい。
一番近いオルサーのあるアバムが「UNA NOTTE DI COPRIFUOCO」で2021年だから、こちらとしても待ちに待ったアルバムになった。
それがユーリとの共演というのは何より嬉しい。
このトリオ、2015年に澤野から出だす前に既に2012年にアルバムを作っている。
「Steppin' Out」 2012年6月 録音
そしてペットのFulvio sigrtaを入れたあるバムも作っている。
「flotin' in」 2016年6月 得音
そしてその途中にはSONIA SPINELLOとう女性歌手のバックをトリオで務めている。
「WONDER LAND」 SONIA SPINELLO QUARTET
問うことでとても相性のいいバンド、15年続いているというのもちょっと目づらしくなってきたのでないでしょうか。
さてアルバムの方はもちろん澤野からで、ある意味安定のある曲調。そしてユーリのベースが何とも心地よく決めてくれる曲が続く。
あくまでも音色、タッチと極上のものを聴かせてくれるオルサーと、それを支える技のユーリ、ここまで共にするマウロ、今あるピアノ・トリオの黄金に数えられるのではないか。15年続いているが、これからもその位置を堅持してくれると期待したい。
AURORA / Roberto Olzer Trio
Roberto Olzer(piano)
Yuri Goloubev(bass)
Mauro Beggio(drums)
録音 :ステファノ・アメリオ
2024年作品
01. After You Went Away
02. Saharan Dream
03. Aurora
04. A Minuet Mint
05. Torre del lago
06. Parisian Episode IX
07. Piano Concerto
08. Heimweh
09. Yumeji's Theme
10. Blue Eyes Blue
11. Corale
12. A Little Waltz