JAZZ最中

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1095年のコルトレーン 7

2025-02-11 13:23:09 | 聞いてますCDおすすめ
昔、コルトレーンのアルバムはそんなに出るわけではなくて、1964年録音の「クレッセント」「至上の愛」、1965年、の「アセッション」「クルセ・ママ」「メディテーション」が出て黄金カルテットが最期をむかえた。この後、この時期の録音が発掘されて、間を埋めていってくれた。
6月28日に「アッセッション」を録音し、7月2日にアーチ―・シェップのグループとニューポートに出演する。その後グループはフランスにわたり、7月26,27日アンティーヴ・国際ジャズフェステバルに参加、28日にはパリでコンサートをおこない、二つのCDが残された。
26日が”至上の愛”全曲、27日が”ナイーマ””アセッション””マイ・フェヴァリット・シングス””インプレッションズ”が演奏された。
28日のパリは”アセッション””アフロ・ブルー””インプレッションズ”が残されている。
前年12月に録音された「至上の愛」全曲は、ほぼ同じ長さで普通に聴けるけど、「アセッション」の録音を通り越した後なので、フリーキーさがちょっと増している様には感じる。この後のトレーンをすでに知っているのでこちらとしては普通にきける。
翌日の”ナイーマ”なんかも、カルテットは普通に演奏する。ただ次の曲”ブルー・ヴァルス”と名付けられたカルテット版”アッセッション”が問題をはらんだ演奏で、”素晴らしい”と”ちんぷんかんぷん”の二つに評判も別れたようだ。今になっては、安心して聞けて、ちっともちんぷんかんぷんではないけど、当時であれば、この二つにこちらも揺れたような気がする。
そしてタイナー、エルヴィンらも戸惑っていたとされる。
今となってこのアルバムが残されたことは大変嬉しい。

  
「A LOVE SUPREME IN ANTIBES 1965」    「LVE IN FRANCE JULY 27/28 1965」

「A LOVE SUPREME IN ANTIBES 1965」 
A Love Supreme 48:00
1a Part 1 - Acknowledgement
1b Part 2 - Resolution
1c Part 3 - Pursuance
1d Part 4 - Psalm
-
2 Impressions 22:00

「LVE IN FRANCE JULY 27/28 1965」

Disc 1
1.Announcements 0:49
2.Naima 7:04
3.Ascension (Quartet Version, Aka Blue Valse) 14:54
4.My Favorite Things 17:58
5.Impressions 21:13
Disc 2
1.Ascension (Quartet Version, Aka Blue Valse) 22:23
2.Afro Blue 10:57
3.Impressions 16:23







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