ヘイデンのトリビュートをピアノがピエラヌンツィ、ドラムスがセカレリで演っているので買ってみた。リーダーはベースのディエド・インベルト、この人ピエレヌンツィやセカレリと良くくんでいるし、ラグレーンやコモのところでもあっているある程度の安心印。
以外にチェンバーオケがバックについている。
3曲がヘイデンの曲で、エンリコがピアノなのは大変うれしい。3曲ともヘイデンとの演奏が残っている。1曲目の“First Song”はドラムスがビリー・ヒギンズで1992年タイトル「First Song」で残っている。7曲目の“Nightfall”は2005年にポール・モチアンのドラムスで「Special Encounter」で最後の“Silence”もチェット・ベーカーを加えて同タイトルで1987年にある。これら3曲はエンリコのほかにも、キースだったりジョン・テーラーだったり、リべレーションだったりメセニーなど、たくさんの演奏があるので聞き比べるのもおもしろいけれど、クレジットされているPierre BertrandNOのアレンジの弦楽の響きでちょっと高尚になっているような気がする。
3曲目からのリべレーション組曲が大作とはおもうけれど、私的にはそのあとの“Nightfall”からのトリオ演奏3曲と1曲置いた“In The Wee Small Hours Of The Morning ”がとてもいい。
ピエラヌンツィを聴くアルバムのようなきになったけど、セカレリらしいと思おうとそっちも楽しいアルバムでした。
TRIBUTE TO CHARLIE HADEN / Diego Imbert
Bass-Diego Imbert
Cello – Grégoire Korniluk, Paul Colomb
Clarinet – Stéphane Chausse
Drums – André Ceccarelli
Flute – Anne-Cécile Cuniot
Oboe – Ariane Bacquet
Violin – Caroline Bugala, Johann Renard
Piano – Enrico Pieranunzi
01First Song
02Charlie's Waltz
03Charlie Haden
04Liberation Suite Part I
05Liberation Suite Part II
06Liberation Suite Part III
07Nightfall
08Last Dance In Paris
09Lennie's Pennies
10Faith Of The Bass
11In The Wee Small Hours Of The Morning
12Silence