園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

なめこ

2009-10-13 20:36:13 | 日記
 園長です。
 数日前の台風で、乾燥していた大地に水分を与えてくれた。おかげで、なめこが大きく育った。雨でぬれたナメコは水分を吸ってキラキラテカテカ輝いていた。年長の子3名に声をかけ、なめこ採りをした。ぬらぬら滑るキノコに子どもたちは大苦戦。それでもかさの直径5センチくらいに育った立派ななめこを手に大喜びだった。立ち会いの保育士も初めての体験だったらしく、なめこを手にまじまじと見つめていた。この日収穫したなめこは、22日に行われる「きのこ汁会」に鍋の具として使われる。本当は味噌汁の具が最高なのですが、鍋に入れてもおいしいのです。日本人の好む味だと思う。これからの季節は、なめこ、えのき、ムキタケなどおいしいきのこがたくさん出ます。しかし、スーパーなどで売っている養殖ものと天然ものでは味も姿・形も全然違うので要注意です。あと、クリタケも晩秋のキノコとして有名です。これは酒と砂糖、醤油で煮つけて、「佃煮」が最高です。こがねたけも晩秋のキノコですが、このキノコは、金色の粉が全身に包まれており、あまり食べられていませんが、大型で煮ても減らないので食べ応えがあります。金色の粉はゆでこぼすと取れてしまうので食べるには支障ありません。我が家では、おでん、含め煮、煮しめなどで食べます。でも、味的には「えのき」が最高です。エノキダケといえば、白くひょろひょろでモヤシのような養殖ものが目に浮かびますが、天然ものは色がこげ茶で、柄も短く、付け根には白い毛があり、どちらかといえば「なめこ」に近い色形をしています。どのキノコにしても秋の味覚としては一級品です。ぜひ一度味わってみてほしいと思います。きのこのラストシーズンです。毒キノコは「ニガクリタケ」くらいしか発生しません。存分に楽しみたいと思います。
コメント
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