園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

冬至

2009-12-23 10:37:13 | 日記
園長です。
 12月22日は1年で一番日中が短い日でした。この日には「かぼちゃ」を食べる習慣がありますが、この日のかぼちゃは、いきなり高級食材に変身します。我が家では前日の21日に食べたのですが、これが大外れ。べちゃべちゃ、ぐにゅぐにょで次の日には犬のご飯になりました。ここで声を大にして言いたいのは、原因は料理の腕前ではないということです。妻の名誉にもかかわることなのではっきり言いますが、かぼちゃ自体がおいしくなかったのです。あえて言うならば「選び方が悪かった」。かぼちゃは食べてみないとおいしいか、まずいかわからないところがあります。外見だけでは判断できないし、たまに外皮に爪をたてて、通ぶりをしてみますが、結局は食べてみないとわかりません。最近は南半球のニュージーランドやオーストラリヤ産のかぼちゃが大きな顔をして店先に並んでいます。かぼちゃと言えば2年前、食育の一環として3株苗を買って植えたのですが、雑草に負け、2株は枯れ死、残った1株は競争率の高い畑での成長を放棄し、近くのフェンスに活路を見い出し、無事に1個のかぼちゃを生産したのでした。フェンスの中ほどで成長したため、日々成長する姿が観察できました。秋に収穫するのがいたわしく、だいぶ寒くなるまで、フェンスにしがみついていました。直径20センチくらいのかぼちゃでしたが冬至を前に、子どもたちのおなかに収納されました。
 さて、我が家ではかぼちゃは食べませんでしたが、「ゆず湯」に入りました。保育園の帰りに寄ったスーパーには、この日のためにかぼちゃと「ゆず」が山のように積まれていました。私は「ゆず」の香りに弱いのです。弱いと言っても嫌いという意味ではありません。どちらかというと「好き」なのです。あのなんとも言えない柑橘系の香りは、青森県育ちの私にとって、未知の香りであり、大好きな「ゆずポン」の香りなのです。11月に四国にに行った時、高知県にも寄ってきましたが、まさに高知県の「馬路村」のゆずが最高の味だそうです。八戸のスーパーにも置いてありますが値段が少し高いようです。高知のお土産屋ではどこでももれなく「馬路村のゆず製品」が置いてありました。向こうではゆずやミカンがどこの庭でも普通に実っていて、北国育ちの私たちは「すごいミカンがなっている。」と感激ししてしまいます。地産地消、産地直売・・地方には地方の名産がたくさんあるのです。「水晶文旦」という、直径25センチもあるミカンのお化けみたいな果物も名産で、北国では味わえない南国の味がしました。しかし1個800円もするのでなかなか買えない幻の果物です。でも味は絶品でした。高知県は山が多く、だんだん畑にミカンの木が茂り、緑の葉っぱの中に黄色のミカンがなっているのは風情があります。冬至には黄色が似合うみたいです。
コメント
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