園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

2011-01-17 14:08:44 | 日記

園長です。

 寒波が居座っています。日中でも気温がプラスにならない「真冬日」が連続しています。こんな日の犬の散歩は大変です。防寒服を着て、帽子を被り、耳あてをし、冬用の手袋をして完全防備の姿で玄関を出るのですが、帽子の隙間から入る風がとても冷たく感じます。髪の毛がふさふさしていたときはあまり感じませんでしたが、髪の毛が少なくなってから、巷の風が身にしみるようになりました。最近、妻が、私の頭を覗き込むようにしてつぶやきます。「危ない。これは何とかしないと・・・。」それで何とかしたのが、若布エキスのクレンジング。頭皮の油を根こそぎ洗い流すという優れものですが、これが少し効いてきたみたい。数は増えませんが、一本一本の毛が太くなってきたみたい。涙ぐましい努力の甲斐も無く、年々薄くなっていく頭髪にストップはかかりそうもありませんが、見た目、髪の毛が立っているように感じます。育毛剤は「アデノゲン」という、高い奴を使っていますが、毛根が尽きるか、財源が尽きるか競争です。

 毛は体の大事なところを守るために生えるといいますが、最近「鼻毛」について気にかかることがあります。この間、年長の子どもと頭をくっつけ、ひそひそ話しをしていたとき、突然、その子が、「園長先生、鼻毛が見えてる」といったのです。どうやら一本だけ目だって長いものがあるらしい。手で触ってみると何やら他の毛よりも太い感じがする。思い切ってひっこ抜くと3本まとまって抜けてきた。ジーンと涙がにじんできそうな痛さだったが、子どもの手前、やせ我慢する。見てみると、「白い鼻毛」だった。鼻毛も白髪化するのである。いつもは散髪屋で鼻毛を切ってもらうのでよく見たことはないが、自分で見ようとすると鏡をあっちへ動かし、こっちへ動かししないとよく見えないのである。以前、鼻毛を切る小さいハサミで鼻の穴を探っていたとき、どこでどう切ったのか、鼻血がドバーっとでてきたことがあった。鼻毛って鼻くそを作る以外にどんな重要な役目があるのだろうか。また、鼻毛の成長速度はどれくらいなのだろうか。髪の毛よりも早く伸びるのではないかと思うが、気のせいだろうか。

 頭や腋の下などは大切なものを守るという意味はわかるが、胸毛やすね毛、あそこの毛はどんな重要な役割を果たしているのか、誰か教えて欲しい。・・・・などとつまらないことを考えている園長です。それにしても「毛」って面白いですね。因みに私のすね毛はほとんどありません。私の父親もツンツルテンでした。川口家は子ども達がスネをかじりたくても、スネに毛も生えないくらい細いのです。娘たちよ、甲斐性のないお父ちゃんを許しておくれ。

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長坂沢庵

2011-01-14 10:43:24 | 日記

園長です。

 最近、給食のメニューに載っていない食べ物が給食に出ています。それは、保育園の子ども達が作った「沢庵」です。22年度の食育の一環として行なった野菜作りの集大成がこの沢庵作りでした。1年を通して、園の畑で野菜作りをしてきましたが、今年は「祖父母」による野菜作りソムリエの指導により、より効果的に野菜を作ることが出来ました。特に「スナップえんどう」や「ミニトマト」「ジャガイモ」「大根」は大収穫でした。例年だと給食の時間で使い切るくらいしか収穫できませんでしたが、今年は「保存食」もやってみようということで「沢庵」を作ることになったのです。沢庵作りはこのブログでも書きましたが、おばあさん方の知恵袋がたくさんあることを披露してくれました。たったひと樽だけでしたが、愛情と知恵、教えがたくさん詰まった沢庵が出来上がりました。私も2度ほど味見をしましたが、本当に売っているものと遜色がないくらいの出来でした。十分乾燥させた分、しっかりとした噛み応えになっていますが、化学調味料が一切入っていないので案心して食べることができます。たまたま、お客さんが来たので「味見」をしてもらったところ、「大量生産して売りましょう。これは絶対売れます。」といわれました。今のところ売る計画はありませんが、自分達で畑を耕し、種をまき、野菜を育て、そして収穫し、食べる。という人間の基本的なことを子ども達に経験してもらうことに主眼を置きたいと思っています。日本の食糧自給率は40%しかありません。これからは、海外からの輸入物が幅を利かせてくると思いますが、日本人には日本で取れた食べ物が一番体にあっていると思います。日本の人口も少なくなり、経済も産業も縮小したとき、人間の一番大切な食料を自分で調達しなければならない時代が必ず来ると思います。人間の体はすべて食べ物から出来ています。もっと私達は農業に目覚めるべきだと思っています。私も実は農家の息子に育ったのですが、農業は出来ません。でも、小さいときに見たり聞いたり、手伝いしたことが、少しだけ経験になっています。野菜つくりといってもとても奥が深く、一朝一夕では農家になれません。子ども達にはこの経験を大切にして、自分の体を作る食べ物にもっと興味と関心を持ってもらいたいと思います。来年は大豆を栽培して農産物の加工もしてみたいと思います。豆といえば「納豆」「豆腐」「きなこ」などになりますが、「納豆」は興味がありますね。作りたての納豆を熱々のご飯の上に乗せ、卵の黄身だけをまぜて、醤油をかける、「卵納豆」・・想像しただけでもよだれが出そうです。来年は是非挑戦したいものだと思います。

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成人式

2011-01-09 21:38:44 | 日記

園長です。

 今日は、全国的に成人式の前の日の日曜日です。しかし、八戸市は、今日が「成人式」でした。街にはあでやかな振り袖姿やちょっと合わないはかま姿の新成人がにぎやかに溢れていました。ちょっと背伸びした姿がほほえましい感じがしました。

 我が家でも一番下の娘が「成人式」を迎えました。なかなか難しい娘で、本当に成人になれるのかと思っていましたが、それなりに成長したようです。昨日は、2日早い「成人式」を家族でお祝いしました。ちょっと贅沢をしてシャトー神谷で作りたての地ビールと地酒で成人を祝いました。家族といっても長女は仙台、3女は大学で仙台にいるので、2女と私達夫婦の4人でした。一番心配していた末娘でしたが、やっと大人の仲間入りで、とりあえずは一安心というところです。

 今日、娘に電報が届きました。中学校の時の学年主任と担任からでした。中学1年の夏休み明けから学校にいけなくなった娘は、本当に迷惑をかけました。問題児は記憶に残ると言われますが、中学を卒業して6年・・・。今でも心配してくれていたようです。電報には「夢はでっかく、根は深く」という相田みつお氏の言葉が添えられていました。あの、たった一人での卒業式以来、会っていませんが、一番信頼できる先生から電報を貰ったことで、娘のわだかまりがまたひとつ消えたようです。人生にはいろんな出会いがありますが、人の一生に関わるような出会いは、そうあるわけではありません。きっと娘にとってこの電報は、何物にも代えがたい、人生の応援歌だったことと思います。先生方、本当にありがとうございました。これからもいろいろ迷惑をかけるかもしれませんが、人生の先輩として娘を見守ってほしいと思います。いろいろ考えさせられた今日の「成人式」でした。

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小寒

2011-01-06 14:35:48 | 日記

園長です。

 今日は、「小寒」です。小寒といっても大寒のような寒波になっています。ここ1週間程度は冷凍庫の中で生活するような心構えが必要なようです。

 さて、昨日の帰りに、保護者から質問がありました。「先月のブログで書いた、奥さんの誕生日のプレゼントは何だったのですか。あれからずーっと考えていて、夜も眠れません。」ということでした。ヒントは出していましたが、まあ、あれでわかったら「霊感」が鋭い「イタコ」になれることでしょう。実は輸入物の「●ー●●」だったんです。ベルギー製できめの細かいもので、有名なものにエジプトやペルシャ製のものがあります。装飾品、鑑賞物としても価値があるものです。まあ、我が家では尻に敷いていますが・・・。これでスッキリ解決したのではないでしょうか。今日からゆっくり安心して眠ってください。

 私が幼少の頃は寒に入ると、「寒念仏」といって、菩提寺のお寺から和尚さん方が、雪の中を念仏しながら家々を回って歩いたものでした。宗教はそれくらい私達の周りでは一般的に身近なものでしたが、最近はあまり聞かなくなりました。お寺にも足を運ぶ機会が減り、葬式くらいしか行かなくなりました。まして神社には、初詣か厄払いしか行きません。苦しいときには一心にお願いするのに薄情になったものです。これでは本当に神も仏もありません。最近倫理観に欠けた事件が多いのはこのせいもあるのでしょうか。私は今年、初詣のついでに「家内安全」のお祓いをしてもらいました。娘達が引越し、就職、結婚など、家族に大きな移動があるからです。私には自分の守り神社があります。昔、保育園の占いを得意にしている保護者にききました。風水という中国方面の占いで見てもらったのですが、私にはジャストに当たっていたようです。そこの宮司とは若い頃、「朝野球」を同じチームでしており、何と私とバッテリーを組んでいたのです。私はキャッチャー、宮司の彼はサウスポーのピッチャーでした。勝ったという記憶はあまりないのですが、同じ釜の飯を食ったと言う連帯感は今でもあります。人生どこでどういう人と出会うのか全く解かりません。出会いは大切にしたいものです。寒を迎えて少しだけ感じたことを書きました。宗教心は人間が生きていく上でとても大切なものだと思います。神も仏もない世の中にはしたくないと思います。 

 

 

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新年明けましておめでとうございます

2011-01-03 17:19:23 | 日記
園長です。
 卯年が明けました。本年もよろしくお願いいたします。
 私は、昨年暮れから風邪を引いたらしく、喉が痛く、唾も飲み込めないほどでした。しかし、年末年始は、1年でもっとも遠慮しないでお酒が飲める期間です。このチャンスをみすみす逃してはのん兵衛の名がすたる。ここは一番、痛いのをぐっと我慢し、ビール、日本酒を飲み続けました。さすがに明日からは仕事なので、今日は、少しだけ控えることにします。
 それにしても、大晦日の冬の嵐はすさまじいものがありました。午後からの雷には今年の1年を象徴するような総仕上げの出来事だったと思います。しかし、翌日の元旦は穏やかな天気に恵まれ、近くの神社へ初もうでに行ってきました。普段は初もうでの習慣がない川口家ですが、今年は就職、転勤、引越しなど家族の大移動が予想されるので、何事も起こらないよう「家内安全」を願ってもらいました。家内と二人、お祓いをしてもらいました。なかなか厳かで身が引き締まる感じがしました。最近は歳のせいか体のあちこちにガタがきているようで、なかなか体調がスッキリすることは少ないのですが、神様を前に心を入れ替えるには絶好のチャンスだったようです。最近の新聞広告に「大変良く出来なくてもよいです」というハンコをついた広告を良く見かけますが、私も今年はこの「大変良く出来なくても、自分の好きなことを頑張りました。」という1年にしたいと思います。正月三が日は、お笑いのテレビ番組が幅を利かせていましたが、たまたま見たNHKの番組には考えさせられました。「どうなる日本」というテーマでしたが、日本人はもっと考えを改めるべきだと言っていました。科学、経済、教育は世界でも能力が高いのに、気持ちが内向きになっているので、思いきった発想が出来ないそうです。このままでは、近い将来、日本沈没は避けられないと結んでいました。保育もその通りだと思います。今年は、私たちが取り組んでいる保育をもっともっと高めるよう努力したいと思います。ただし、楽しみながら・・。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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