ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

「着物 De 平野郷・時空旅 絵葉書」制作発表!

2016-05-22 | 平野・絵葉書コミュニティ・ビジネス
「着物 De 平野郷・時空旅 絵葉書」制作発表!

 「第5回 平野郷を着物で歩こう!」開催に合わせて、絵葉書シリーズ6作目を制作しました。
 今回のテーマは平野郷・時空旅。
 あかる姫、真田幸村、ちんちん電車が時空を超えて、現出しました。
 絵葉書本体は、従来通り、障がい者福祉に携わる特定非営利活動法人もなか会「紙再生工房」による大和川のヨシ入り手漉き再生紙を使用しております。
 3種1セットで300円。平野東商店街の喫茶アートにて、お求めください。

               

 <赤留比売命神社>

  うららかに 天降(あも)りたまふや あかる姫

 平野公園の一角に鎮座されている赤留比売命神社(あかるひめのみことじんじゃ)は新羅から来た女神、阿加流比売神(あかる姫)を祀っている。
 赤い玉から生まれたという、あかる姫は古事記や日本書紀にも登場し、創世記の日本に深く関わっていたように思われる。
 社殿背後の土塁と松山池跡は環濠の名残が見られる数少ない場所の一つである。

               

<樋之尻口地蔵堂>

  夏草や 真田知略の 地蔵堂

 大坂夏の陣で豊臣方の智将・真田幸村は、敵の大将・徳川家康が「必ずこの樋之尻口から平野に入るに違いない」と予測、樋ノ尻口の地蔵堂に地雷を仕掛けた。
 案の定、樋ノ尻口にやってきた家康だったが、まさに地雷が爆発しようというその瞬間になって、急な尿意を催し地蔵堂を離れたことで、危機一髪で難を逃れた・・・。
 現在、全興寺に祀れている「首地蔵」は、このときの爆発で吹き飛んできた樋之尻口地蔵の首と伝えられている。

               

<南海平野駅跡プロムナード>

  線路みち 今は昔の 風薫る

 昭和55(1980)年11月に廃止されたチンチン電車が走っていた南海電鉄平野線の軌道跡地に、昭和58(1983)年4月にプロムナードが設置された。
 終点である平野駅の八角駅舎(六角堂)やちんちん電車のプレート、信号、レンガ敷きのレールのモニュメントなどが設置されていて、往時を偲ぶことができる。

 ※歌は山村規子さんが詠んでいます。



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