屋久島・白谷雲水峡・苔むす森
楠川歩道を更に進むと、苔むした巨樹や巨岩、清流が織り成す原始の森が広がる。
行き交うグループは、たいてい、ガイドツァ―の一行。
屋久島では、多くのネイチャ―ガイドがビジネスとして成り立っている。
至るところに湧き水があり、水の補給は心配ない。
昔の人は屋久杉を神として崇め、伐採しなかったという。
そして、森の至るところで、雫がきらきらと輝いている。
宮崎駿が見た、こだまは、雫だったのではないか。
くぐり杉を抜ける。ワンダ―ランドの入り口。
「くぐり杉」とは倒木の上に屋久杉が育ち、その倒木が朽ちてなくなり、根元に空間ができたものをいう。
倒木更新である。
「シカの宿」。トトロのような不思議な切り株。
七本杉は巨人が手を広げているようにも見える。
全てが、苔に覆われた、緑一色の世界が現れた。
「苔むす森」、またの名を「もののけ姫の森」。
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