二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

惨劇を見ている  2022-9(2022年7月16日)

2022年07月17日 | 俳句・短歌・詩集
   (‘2015年6月ポジフィルムからスキャン。撮影は90年代終わりころ) 「ぼくの苦しみは単純なものだ」とある詩人は書いた。 その単純なものこそ厄介なのだ。 ほとんどの人たちは 生まれたときから単純 そして明快なものに手を焼いている。手があり 足があり 頭も尻もある。 人体とはあからさまなかたちを持っているね。 それは哺乳類の宿命なのだ。 厳粛かつ滑稽な あからさまでグロテスクな・・・ . . . 本文を読む
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