今年3月あたりからフィルムカメラに回帰し、35mmではニコン、6×6判ではヤシカとローライを使って、ソシアルランドスケープと、街角スナップなどをおもに撮っている。
ただし連日のこの猛暑、遠出はひかえているため、撮影はこの数日、小休止。
ロンドン五輪はバレーボールとマラソンくらいしか関心はないから、もっぱら好きなクラシック音楽に耳をすましながら、エッセイを読んだり、写真集を開いたりしている。
いまのわたしは、このあいだも書いたように、何度目かの「ブラームスの季節」。
ベーム&ウィーン・フィルのブラームス第3、第4番(カプリング)を買い、音楽之友社から刊行されているブラームスの評伝も買って、目下ブラームス漬け状態(^_^)/~
写真集では7月中旬に「NataralGlow」(モノクロ写真を楽しむ写真誌)のハービー・山口特集号をBOOK OFFで手に入れ、熟読している。「代官山17番地」が以前から気になっていたからである。
この写真家は、どこか“好人物”すぎて物足りなく、「ツッコミが浅いんじゃないの?」と考え、あまりつきあってこなかったが、「NataralGlow」のこの特集号をじっくり読んだ結果、鬼海弘雄さんあたりとは対極に位置する人物スナップの新境地を開いたフォトグラファーとして評価することに決めた。
6×6判をもって街歩きし、さて人物スナップをどう撮ろう・・・と思案してみたが、すぐに「置きピン」という手法があったことを思い出したので、そのことに少しふれてみる。
ヤシカマット、ローライフレックスは、動きの速い人物のスナップを撮影するのに適しているとはいえない。
お声をかけて、ポートレイトふうに、あるいは記念撮影ふうに撮るなら問題はないが、同じスナップとはいっても、わたしのはキャンディッド・フォトに近いものが多い。
そこで、眼のまえにいる人物の全身がファインダーにほぼギリギリに収まる距離をしらべ、そこにあらかじめピントを置いておくことにした。
それが、6mである。
ルーペで厳密にピントを合わせるのではなく、ウエストレベルファインダーで視野全体を眺め、6mを中心にピントダイアルを前後に送る。
あとは被写界深度の中に、主要人物をとらえるだけ。
これで速写が可能になるし、場合によっては、ノーファインダー撮影すら可能となる。
ライカを使っていたころも、この置きピン撮影はしばしばおこなっていた(^_^)/~
トップにあげた前橋七夕祭りの写真や、つぎの軽井沢の写真など、置きピンで撮っている。
オートフォーカスは、いちいち律儀に「ピント合わせ」しようとしすぎる。そこではタイムラグはどうしても避けられないのである(^^;)
まあ、機種によってはスナップモードがあり、ピントを3mや5mに固定できるようになっているけどね。
ところでついこのあいだ、mixiがmixiホーム(topページ)の改悪をおこなった。
わたしは基本的には、日記とフォトアルバムしかフォローしていない。
ところが、「スタンダード」の場合でも、「タイムライン」の場合でも、コンテンツにおかまいなく、ダダダーと更新情報があふれだす。
とくに「つぶやき」など、マイミクさんによっては、一日に5回、6回とアップする方がいるから、正直いって、とてもとてもフォローしきれない(~o~)
さきほど「コンテンツ別」をmixiホームに切り換えようとしてみたが、うまく設定できなかった(=_=)
ウィンドゥが重なって表示されるのも、はっきりいってわずらわしい。
なにかいい方法はないのかなあ。
皆さん、どんな設定をしているんだろう?
画面切り換えにおいても、わたしのパソコンだけの現象かもしれないけれど、ひどく遅いというか、重くなって、ストレスを感じる。
わたしの印象では、多くのマイミクさんが、このmixiホームのレイアウト変更を「改悪」と考えているらしい。しかし、1万人や2万人が反対したところで、mixiが耳をかすとは思えないから、mixiを退会しないかぎり、これはこれとして受容し、なれるしかないだろう。
経営悪化のmixiの「末期症状」と、うがった見方をしている人もいるようだ。
いつ流出するかわからない自分のプライベートを無料で提供するつもりはないから、フェイスブックにはいかないけれど。