つぎは一転して小さなルリシジミ。
初心者のころは、よく間違えてました、ヤマトシジミと。
だって翅(はね)の裏が何となく似ているように見えたのです。
表と裏でずいぶん印象が違うし、遠くから見ると、ルリ色に見えるんだそうですが、そうかなあ(*´σー`)
まあ、そう見えないこともないレベルでしょう。 . . . 本文を読む
オオムラサキのメス。大きいですよ、カブトムシと比較して下さい。
ぐんま昆虫の森で、実物ははじめてみました。
バサリ、バサリと翅音(はおと)が聞こえるくらい近くでね。
戦士のようなスズメバチもオオムラサキのメスの剣幕に押され、たじたじ(゚Д゚;)
樹液をもとめて昆虫たちは必死なのです。
夏の盛りは短いですからねぇ。
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はい、これは日本の国蝶(オンだけ聞くと国鳥と紛らわしい)、オオムラサキのオスです。
地味なメスより、ほんのわずか小さいけど、美しさではメスより上ですね。
ぐんま昆虫の森で何度も出会って「なんだ、こんなにいるのか?」と、ややがっかりでした。
スズメバチ、カブトムシにも負けてはいません。
美しさNO.1♪ . . . 本文を読む
さて、と。アカシジミです。
ベニシジミはどこにでもいるけど、この優雅なアカシジミを見ることなど、そう滅多にありません。
アカ・・・とはいっても、夕方の美しい茜色をし、白のラインがアクセント。
それにテールまであります♬
下のクリーム色の花はクリの花。
クリの花を探すと遭えるかな?
エレガントですよね。
前翅長は16-22mm。 . . . 本文を読む
(写真と詩のあいだに、具体的な関連はありません)
風が通り過ぎていくように
時間の奥の沼から
小さな神様の跫音が聞こえてきた。
遠くでサギが鳴いている
夜どおし赤い眼を燃して
つめたい沼に立ち通すのか……
神さまは一人二人ではなく
たくさん
たくさんたくさんいるのだ。
サギがわいわい がやがやあつまってきた。
つぎからつぎ。
赤い眼をした小さな神様たちよ。
どこからきて
ど . . . 本文を読む
この子ウスイロオナガシジミとも、ぐんま昆虫の森で遭遇しました。
ミズイロオナガシジミと似ているため、森ではとても紛らわしかったです(;^ω^)
インパクトがないかわりテールが可愛いシジミチョウの仲間。
風が通り過ぎていくように、時間の奥から、小さな神様の跫音が聞こえてきました、
かすかに。 . . . 本文を読む
通常の昆虫写真に戻ります。
トラフシジミ。
この美しさはわかる人にしかわからない(^O^)
そんなに珍しくはないのですが、やっぱり珍しいのです。
平地にやってきて、林縁に棲んでいます。翅の趣が、独自の風合いを示します。
「おれはチョウに呪文をかけられているのかなあ」。
トラフシジミという名の美しい呪文を。 . . . 本文を読む
2~3年前から欲しかった鎌田慧さんの「椎の若葉に光あれ 葛西善蔵の生涯」(講談社 1994年)の単行本をおもいかけず手に入れた。
わーい(ˊᗜˋ*)
あきらめていたんだけどね。
岩波現代文庫ではなく、単行本の初版で、1000円ほどの値がついていた。
葛西善蔵腰を据えて読もうとしたら、トップに位置する必須の一冊。
鎌田慧さんは、弘前のご出身だったんだね。
あまたの私小説家の中で葛西善蔵こそが . . . 本文を読む
“信じられない光景”の4はこちら。昆虫写真を撮りはじめてまもなく。
こんな光景、よく見るよ! 安易でしたねぇ(´ω`*)
わお、わお。また給水シーンですが、この直前4~5頭が飛び立ってしまいました。
もっとちゃんと撮りたかった。
高崎市内の観音山、樹木にかこまれ谷底のような環境。
キチョウの貴重な瞬間だったのに。 . . . 本文を読む
“信じられない光景”の3はこちら。
ミズイロオナガシジミの斑紋異常個体です。
これを撮ったとき、奇蹟が起こったのだ・・・とは思いませんでした。
斑紋異常はそれほどめずらしいのです。
普通種のミズイロオナガシジミと比べ、斑紋の幅が明らかに広いことがわかるでしょう。
そうか? 初心者のころぐんま昆虫の森にて。 . . . 本文を読む