「悲劇と喜劇に両またかけて」と、オビ広告は謳っている。
池内紀解説“ちくま文学の森 13 旅ゆけば物語”。
表紙は安野光雅。そこに高浜虚子「斑鳩物語」が収録されていた。
これ40年の大昔から懸案だった本。秀作とはいえないが、そこそこおもしろかった。
上・中・下に分かれ、小説とも長めの写生文とも読める。
旅館のスタッフお道サン、お髪サンの方言が巧みでリアル。
法起寺の塔に内部からこわごわ登るあた . . . 本文を読む
ヨーロッパ風の両開きドアとスポーティな白い自転車(´・ω・)?
何じゃなんじゃと思いつつ、運転席からカメラを構えました。
単なるピクチャーでしたが、多少立体的に見えるよう陰があるのかなあ。
イタリアンレストランの広告です。
スポーツ自転車は「さわやかな心地よい風」の暗喩なのかしら(^o^)ニャハハ . . . 本文を読む
医院の駐輪場に止めてある一台の自転車。
サドルの後ろにビニールの透明傘が差してある。荷物かごには手帖らしきものが。
どこか“わざとらしさ”を感じるのはわたしだけかな(^ε^) ○○クリニックといって、父が通院していた。
わたしは歩けなくなって1回診療してもらった。
はっきりいわせていたくなら“やぶ!”ですよ。 . . . 本文を読む
文豪といえば鷗外であり漱石である。その中から一番気に入っているものを一冊ずつ選ぶとすればこの二冊。「山椒大夫・高瀬舟他四篇」とあるが、これら六篇がぜんぶすごい。
斎藤茂吉の“解説”も普通の学者の域をはるかに抜いている。
あとは「雁」かな(。-ω-)
「雁」を読んで、その年に東大構内を横切り、無縁坂を友人と下ったものだ。
すでに17-8年の昔となるが。
ことばを節約したため、短篇は鷗外の手腕 . . . 本文を読む
防具じゃなく、防寒グッズ。まるで戦車みたいだねぇ(゚o゚;
これをはじめて見たときは驚いた。皆さんの中にも「どひゃ!」と反応する方いるでしょうね。
子育て中のママの顔や腕を守る、子どもをすっぽり守る。
それにしても重装備。
こんな自転車がわたしがよくいくスーパーの出入口付近に止まっていました。
日本海側の雪の多い地方ならともかく、群馬なら不要じゃないかな。
通販で買ってしまったものの、いくら . . . 本文を読む
自転車のショットを、もう少しならべてみましょう♬
アルバムを振り返ってみると、枚数はかなり多いけど、被写体としては人物を主体としたものが中心となってしまうな。
自転車だけのショットは予想したより少ないかも(;´д`)
運転しながら、ポストがあるのに気がつきました。
ジョークがお好きでしょ。 . . . 本文を読む
3月5日につづいてまた雪が降った。写真は階段室の踊り場から北側の納屋を見下ろしたところ。
そのときより5㎝くらい少ないかな?
淡雪小雪レベルというには少々積雪がある。
餌をさがす野鳥は(慣れない年少組)はたいへんだなあ。
きいーっ、きい!と激しく、ムクドリやオナガドリが啼いている。 . . . 本文を読む
このショットの主役は小型自転車というより、干すため拡げられたベージュの傘かもしれない。
たしか桐生の無鄰館というところで撮影したのだ。桐生市には6-7年、連休のたび写真を撮りに出かけた。昭和の雰囲気を一番たたえた商店街が気に入ったのだ。
無鄰館のご夫婦には特別な紅茶をいただき、親切にしていただいた(*゚ω゚*)
奥の長い帯のような敷地には、いろんな施設があった。
美術館といえるようなアートシア . . . 本文を読む
つい数日前「武田百合子対談集」中公文庫(2024年刊)を買ってきて、さっそく読ませてもらった。
はじめに置かれた深沢七郎との対談「武田泰淳の存在」は80ページ以上もの分量があり、読ませる。
深沢七郎は「楢山節考」しか知らなかったが、関心は強く本は着々と集まっている。
このユニークな人物のある一面を、赤裸々に露呈しているのは予想通りだった。
この長篇対談が、他の著作には書かれていない、亡くなった前 . . . 本文を読む
宇野浩二の著作は何作か持ってはいる。だけど唯一読んだといえるのはこの「獨断的作家論」にとどめを刺す。
葛西善蔵論、川崎長太郎論等・・・持ち前の粘着気質でしつこく食い下がっていて、じつにおもしろい♬
とある古書店で見つけた“拾いもの”なのだ。
そろそろ宇野浩二の小説(講談社学芸文庫)にもとりかからないと、目がだめになってしまうぞ(^^;;) . . . 本文を読む