二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

草むらクルージング ~2015年9月

2015年09月06日 | Blog & Photo
これといった目的なく、気まぐれに草むらを観察しながら歩きまわる。
春から夏にかけて、そうやって草や花や昆虫を撮影して歩くのは年中行事といってもよいわたしの道楽だった。
ところが今年は、7月下旬から記録的な猛暑が切れ間なくつづき、すっかり調子が狂った(;´ρ`) ここへきて、ようやく気温が下がり、遅まきながら除草剤を撒いたり、道端にクルマを止めて、ひとり観察会を開いたりできるようになった。
フィールドは夏が終わり、秋はまだ・・・という端境期。な~んにもないし、ひどく中途半端な眺めである。

わたし的には、活字&マンガモードから、撮影モードへの過渡期。ようやく暖機運転がはじまったばかりだ。


ところが、昨日ボンヤリ利根川河川敷公園を歩いていたら、植え込みのあいだで、なんだか見たことあるような蛾とバッタリo(゜∀゜)o
「ウッ! だれだ、あんたは?」
第一感は「ウンモンスズメかなあ?」だったが、帰ってネットで調べてみたら、どうも違うぞ。ちょうどスズメガほどの大きさ。3カットばかり撮ったら逃げられた。そのあとで「どうやらこれはホシホウジャクだぞ」と気がついた。
これまでは蜜を吸いに現われる姿しか見たことなかった。空中でホバリングしながら、とてもすばしっこく花から花へ飛び回る。
違うかな、・・・いやホシホウジャクだと思うけれど~~ヽ





自宅の裏手で、青い花2種。朝顔に似たなんとかという花と、ツユクサ。
深いブルーが眼に沁みた。



赤とんぼ(アキアカネ)お得意のポーズ、翅がキラキラ光を爪弾いている♪♪
「わぉ! なんてキレイなんだろう」



イチモンジセセリの交尾シーン。このあたりではいま、セセリチョウといえば、イチモンジしか見当たらない。



おっとこちらはベニシジミ3頭の押しくらまんじゅう(´д`;; 雌をめぐる恋の鞘あてかしら?



あちら側ではツマグロヒョウモンの♂、こちら側ではイチモンジセセリ。どっちもお食事にいそしんでいる。平和な光景。
雨が降りだすまえに、たらふく食べておきたいのだろう。



黄色のプールを眺めているアマガエルさん、このあと、ピョンとそこへ跳び込んだんだよ~~ん♪ そして姿が見えなくなった。



異星人ハエトリグモの4つの眼がこっちを見つめている('_'?)...ン?
「ん!? だれだ妖しいヤツ(・"・。)」



最後はこの花で締めくくろう。なんの花かご存知ですか?
正解は「ごま」。そう・・・ごまの花です。
わが家でも昔栽培したことがあったから、よく知っているんですね(^-^)
ラッパ型をした淡いピンクの花が、畑にたくさん咲いていた。

はてさて、順調に撮影モードに切り替わるかしら?
過渡期は気分が不安定になりがち。
わたしもこの数日、プチ鬱気分をもてあましています。
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