死んでしまった人は もう年をとらない。
漱石は49歳のまま
わたしはとっくに彼の年齢を追い越してしまった。
農夫だった祖父は83歳。
どんどんと
その年齢に近づいていく。
「生」と書かれた よくある透明なジョッキと
その中を満たす たとえば琥珀色の
たとえば波立つ湖のような感情。
それをぐっと飲み干して笑う。
それはいつだって ビールのように冷えていて
ちょっとだけ苦いという性質をもつ。
遠い . . . 本文を読む
谷川俊太郎は、現代の日本を代表する詩人である。詩は読まないけれど、谷川さんは知っている・・・という人はきっと多いだろう。
詩集をいったいどのくらい刊行してきたのか?
とにかく10代の終わりころから、営々として、ほとんど詩だけを書き続けてきた。
しかもプロとして。
つまり生活の資を得るため、ほかの職業についたことはない。これはけっこうすごいことである*´∀`)ノ
作詞家ならともかく、詩人なのである . . . 本文を読む
利根川河川敷の草むらにツバメシジミが二頭♪
草食はシロツメクサやカラスノエンドウなので、もっと頻繁に出会えるはずだけど、わたしのフィールドでは棲息範囲が年々狭まっている。
尾状突起とチャームポイントの斑紋が可愛い(^-^)
翅表が黒なのでメスだと思われる。二枚撮ったが、別個体です。
昆虫写真初心者のころ(いまから10年ほど前)は、このツバメシジミに出会って、クリアな写真が撮れることを熱望した . . . 本文を読む
このところカメラ情報誌を買わなくなってしまったので、<雑誌>という形式の本とのつきあいが薄れていた。
が・・・新潮社の「考える人」を久々に手にしたら、北軽井沢一人暮らしの詩人谷川俊太郎のインタビューがおもしろい!
三度結婚し、三度離婚した詩人の女性論。
わたしは詩集「世間知ラズ」と出会って、約40年ぶりに詩に帰ってきた。
同人誌「櫂」の詩人たちはほとんど全部好き・・・といっていい♪
谷川さん . . . 本文を読む
この子はだれだろう(?_?)
ちょっと調べたが、わからない。自宅付近、手入れがされていない公園で、止まっているのは桜の樹。
その樹皮を保護色としているため、少し離れるとまったく視認できない(^^;)
ハルゼミの仲間かなあ・・・まさか、蛾ではあるまいが。
ニコンD7000、内蔵ストロボを発光させて、ここまで。
顔面のアップも押さえておけばよかった。
※その後、友人の指摘でニイニイゼミだという . . . 本文を読む
ようやくクリアに撮影できたモンキチョウの求愛シーン。
下がメス、上がちょっかいを出しているオス。
メスには白型、黄型があると、マイミクゆっこさんに教えていただきました。で・・・メスはこの求愛に応えたか!?
残念。数分間チャレンジしつづけ、オスはあきらめて飛び去っていきました。一度受け容れたらもう二度とオスを受け容れることはない・・・となにかで読んだ記憶があります。
目的はハッキリしているのが昆 . . . 本文を読む
《暁の通風口からまだ神々の寝息がもれる時刻
風にゆれる橡の葉かげで眠っていたことばたちが
眼を覚まし・・・めをさまし 三々五々
つれだってこっちへやってくる。
大いなる景色の暗がりにあるresonatorが共鳴して
ささやかな音楽を奏でる。
それは神々の音楽であり おならなのだ。
夜と朝の波打ち際。》
・・・とここまで書いたけど つづきが書けないでゆきづまる。
完成させた詩より
途中で放棄して . . . 本文を読む
疲れ切ったこころの端っこから
ことばがひとつ またひとつと消えていく。
そうしてぼくは
昔に較べたらずいぶん無口な男になった。
・・・なったはずだ。
電柱の横に立って ぽかんと空を見あげている
ボケ老人のようなしょぼくれた男。
あれが近い将来のぼく。
いやきみかも知れないが。
人生の当たりハズレ。
洗いざらしのTシャツを今日も干す。
昨日も干した。
十年がまたたくまに過ぎていく。
ごくありふ . . . 本文を読む
コンボウアメバチという名のハチをご存じ(?_?)
このあいだ、ヤブガラシの花を訪ね歩いていたら、この子にバッタリ(^^)/
ご覧のように、後肢が異常に長~~い!
過去にも撮影したことがあったけど、こんなにクリアに撮れたのははじめて♪
そこで調べたらコンボウアメバチの名が浮上。間違いないと思うけど。
一口にハチといっても多種多様。いままでたいして興味はなかった。しか~し、調べてびっくり(* . . . 本文を読む
コンビニの防犯カメラの上につくられたツバメの巣。
親が子の餌にと運んできたのは、なんとオニヤンマであった(@_@)
ヒナはでかい口を開けて、それを丸呑み。食欲旺盛・・・体の1/3が口なのではないか(笑)。
わたしまでア~ングリと口を開けてしまった。やたらフンをするから、ツバメとの共生はたいへんだけど♪ . . . 本文を読む