一五、黒い海
スケール号はメルシアに礼を言い、その場を離れた。そしてさらにその体を大きくし始めたのだ。
スケール号がもとのネコの大きさから一億倍の大きさになって、地球の大きさになった。さらにその一億倍の大きさに拡大して暗黒星雲に至り、暗黒星雲の十万倍の大きさになってピンクの銀河に到達したのだ。
博士の計算ではここからピンクの川に行くには、更に銀河の千倍 . . . 本文を読む
「ありがとう、メルシア。たくさん教えを頂きました。感謝いたします。」
「いいえ、私は、あなた方の愛と勇気に動かされたのです。地球からここまで来られたものはあなた方のほかにありません。宇宙が生まれてから、あなたたちによって初めて成し遂げられたことなのです。あなたたちの旅が最後までうまくいくことを願っています。」
白いローブを着たメルシアは、話しが進むうちにその姿を変え始めていた。その変化はと . . . 本文を読む
本日より、大阪市立美術館(天王寺公園)で
第68回関西平和美術展が開かれます。本展はあらゆる美術家が流派の違いを越えて「平和を守る」という一致点で開く展覧会です。
平和を願うたくさんの人たちの心がつながる夏の祭典です。
美術館周辺は駐車禁止ですが、天王寺公園地下に有料駐車場があります。 . . . 本文を読む
一二、最後の決戦
ある日、それは突然のことだった。赤ちゃん星が育っている暗黒星雲の中に、想像すらしなかったブラックホールが出現したのだ。気が付いたときには、ブラックホールは恐ろしい勢いで、暗黒星雲のエネルギーを吸い込み始めていた。
ブラックホールはいくら食べても満腹しない亡者のように、赤ちゃん星のために必要なエネルギーを吸い込み続け、ついには赤ちゃん星を丸裸にして . . . 本文を読む
「ゆめのなかの堀尾貞治展」展示風景 私の出展作品は壁掛けの作品と冊子(宇宙論)
あたりまえのこと 音の形 コロンコロン (90cmx1000㎝) (24, JUNE 2017)
堀尾貞治遺作 何を描くかという明確な意思を自動筆記に変換するドローイング作品。2017年、ギャラリー由芽で制作された。
これは何メートルもある棒の先に筆をとりつけて描くか、 . . . 本文を読む
島根県 足立美術館
自然の風景を額縁に収める。そんな美術館がある。気になっていた美術館の一つです。庭園の美しさは日本一と言われ、遠くの山なみまで庭園の借景として、その山なみの姿が変わらぬよう、山ごと買い取るという想像もつかない熱意で作られたときいていました。
この美術館も、砂の美術館に劣らず私の期待そのままでした。
日本庭園の美しさは元より、壁に穴をあけて額縁にし、その額縁に . . . 本文を読む
ちょっと流行りのインスタ映えを意識して
お花見で立ち寄ったお店のシフォンケーキ。おいしかっ^た^
実は私、最後まで食パンと思っておりまして、こんなふわふわの食パン初めてやったと感想を漏らして笑われました。
お花見は久米田池という大きな池がありまして、そこにいったのですがまだほぼつぼみ状態。で、横にある久米田寺に入ってみました。
ここは五分咲きの桜。お堂や、出店なども出ていました。
こんな . . . 本文を読む
2月~3月に行われた尾道四季展(コンクール)に、義母の絵「失われた尾道」が
何と、コンクール初挑戦で奨励賞を射止めました。
義母の長旅が難しいので、私が会場の尾道市立美術館に出向いた次第ですが、同行してくれたポラン亭のご夫妻が、四季展観覧の後、
大林監督の映画尾道三部作の聖地巡りをするというので一緒について行きました。
それがなかなか印象的でしたので、写真レポートいたします . . . 本文を読む
しあわせ
それは自我の味わう喜びのこと
そう考えて
探求してきました
そんな深いしあわせが
どこかにあるにちがいない
一本の鉛筆を唯一の道具として
五次元の実践を
心に問いながら旅を続けて来たのです
あるとき
まったく異質の
幸せが
胸を震わせるように広がってきました
喜びが
私を通り抜けていくのです
私 . . . 本文を読む