「浄土」本願のテーマは受け入れという言葉に集約されるように思います。
命の輪は宇宙の大きな器の中で動いています。
それに対して人間の知識は小さな己の中で閉ざされたままですね。
私たちには胎内の記憶はありませんし、死の瞬間さえ知りえないのです。
それが私たちの認識の限界だということを知らなければ、宇宙の命の輪を理解することはできません。
認識の限界を知るということで初めて、私たちに受け入れが起こります。
受け入れとはつまり、知識の外にある命のつながりを言葉を使わずに理解することだともいえるでしょう。
ですから、理解したかどうかの判断は、どれだけ言葉が増えたかということではなく、至福が訪れたかどうかなのです。
4枚組作品本願の完成で、とりあえずのしてんてん絵画「浄土」の16枚の作品は仕上がりました。
次の作業は、作品の仕上げと良い組み合わせを見つけることになります。
模型ピースを作って、パズルのような玩具も作ってみたいと思っています。
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