(目には目を、歯には歯を。魔除けには鬼を?)
感情と知識の違いはなんでしょうか。
それはコンピューター(機械)を引き合いに出すとよくわかります。
つまり、感情は機械から遠く、知識は機械に近い。と考えられるからです。
感情はすでに見てきたように、身体の直接的な感覚と、「よい」・「わるい」・・の判断から生まれる心のエネルギーそのものでした。つまりこの命それ自体の感応だったわけですね。
それに対して、知識は、認識の記憶が定着したもので、直接身体とかかわりを持ちません。その分、私たちは知識の補助として、大いにコンピューターの活用が出来るわけです。
しかし一方でこうも言えます。
機械は、情報(知識)を電子データーとしていくらでも転写して活用できますが、人の知識は他人にたやすくコピーすることはできません。伝達しても100%伝わらないのが人間の知識なのです。しかも一代で終わってしまう知識です。
どこが違うのでしょうか。
そこに目を向けたとき、私たちの心の旅に見えてくる風景は、人間の愛らしさに違いない。私にはそう思えてなりません。今しばらく旅を続けてまいりましょう。
案内役は私、のしてんてんです。
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