五次元によって認識する世界はどんなものか。頭の中でイメージを膨らませる。
私は地球の上に立っている。地球は丸く、その真下にはブラジルがあってサッカーワールドカップ真っ最中だ。この地球は自転しながら太陽の周りを巡り、人の眼には一日と一年という変化として映る。
この私の体を作っている物質の最小の単位は素粒子だ。それを確認したことはないが、科学の力でその姿を認識することが出来る。
五次元の概念で観ると、この地球と素粒子は同じものだと認識することが出来るのだ。
違うのはスケールだけで、そのスケールを極大に向かって意識を広げていけば、地球は一つの素粒子となって、私と同じような生き物を作り上げている。
私はこの命を神人(カミヒト)と名付けた。その神人はさらに大きな地球の上に立っている。スケールの軸に沿って、無限の入れ子のように神人の姿を心の中に描き出すことが出来る。
極小に向かって世界を見れば、私の素粒子も巨大な地球のように宇宙空間に浮かんでいる。その素粒子の上に降り立つと山川があり、私と同じ生き物が生きているという空想が浮かんでくる。
私はこの命を素人(モトヒト)と名付けた。素人の立っている地球は私の体を作っている素粒子だというイメージを心の中に描き出すことが出来る。
極小に向かって意識を向ければ、さらに素人の体を作っている素粒子があって、その上にも素人が立っている。
そしてもっとも重要なことは、これらの世界は一瞬の中に同時に存在しているということである。
私たちはこのような構図を心の中に描き出すことが出来る。これは人間の尊い能力だと思うのだ。
この能力によって、人は5次元に生きることが出来るのである。
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