振り子は宇宙のエネルギー
心はあたかも大空に浮かぶ雲のようだ。
あるときは激しく渦巻き、ある時は箒雲が澄み切った空気を喜んでいる。
またある時は、たくましく力強い入道雲となり、雨を落とし雷鳴と風を呼ぶ。
光を浴びて輝いたかと思うと、陽を背に隠して黒雲になる。
夕焼けから漆黒の闇に溶け入っても、星の明滅の途切れる空に、
誰だって雲の流れを知っている。
気ままに変転する雲行きはまさに心そのものだ。そこに思い定める意志もない。
考えてごらん、
定めのない自由な雲の流れのその姿形に眼を奪われないで
その内側と意識をつないでごらん。
そこにあるのはたった一つのＨ2Ｏ
そこに雲の原点がある
水と空間
それがすべてだ。
そして心は・・・・、
即興詩？を枕にして、心のさらなる深みを見て行きたいと思います。
下の図は、そのために要点だけをまとめて見たものです。
心の原点、それはつまり心のもっとも単純な構造。本質そのものだと考えられます。
五次元とは、時間の概念とスケールの概念から見ることのできる最大の認識世界ですが、そこから私たちは心の原点についてさらなる理解を深めることが出来るのと思うです。
念のために言っておきますが、五次元という言葉は数学などで使う「次元」とは違います。ここで使っている「次元」という意味は、心の作用を指しているのです。その上で時間で世界を見る作用と、スケールで世界を見る作用の関係を座標軸に現したものが上の図である訳です。見方を変えればそれは無次元ともいえる訳ですね。
さて、図の原点とは、言うまでもなく時間軸とスケール軸の交差した点なのですが、それはどんな場所なのか、少し立ち入って考えてみたいと思います。
原点を時間軸で見た場合、それは過去と未来の中点である現在ということになるのですが、それをしっかり意識するために「今この瞬間」という言い方で表しましょう。まちがってもそんな瞬間がどこかにあるなどと考えないでください。今これを読んでいるあなたのことです。今この瞬間と言うのは想像ではなく今自分の心音を感じているこの時の体験そのものを指しているのです。
そしてスケール軸から見た原点はどうでしょうか。
いうまでもなくそれは今ある自分のこの身体ですね。「今この身体」と言い表しましょう。
スケール軸を極大に進むと、今あるこの身体が10倍100倍と大きくなっていく。その巨大身体が見る世界があり、逆に極小に進むと、微小身体が見る世界を想像することが出来る。
私たちは原点にいながら、スケール軸を通して宇宙の重層する姿を自在に認識することが出来るわけです。
つまり心の原点とは、今この瞬間に存在する私ということになります。それは何の変哲もない見慣れた私。それは路傍の石と全く同じ実在の中にあるものなのです。
では価値は？
値など付けられるはずがありませんね。しかしそのとらえ方には大きな違いがあるのです。
たとえば、この石ころと同じものを無価値に等しいとみるのか、至上の宝物と見るのか、その意識の違いなのです。
無価値と見ても、宝物と見ても、石ころは石ころ。私たちは石ころとして存在し、石ころとして生きている訳です。見た目に区別はありませんね。
問題は、無価値と宝物の意識の違いはどこから生まれるのかということです。
重要なことなのですが、その違いは真実を見極める眼があるかないかなのですね。
それは実のところ、私たちが真実に触れられる場所はたった一か所しかないということ。そしてそれが原点だということを理解しているかいないかの違いでもあるわけです。
端的に言って、私たちが真実とふれあい、真実と共にあることが出来るのはただ一点、この原点以外にはないということです。
それを理解して原点を眺めれば、ただの石ころが無上の宝物として実感できるのです。
それを理解するためには、
上の図の原点以外の世界はすべて虚像だという事実を体感しなければなりません。
正確に言えば、存在を真実と言うかぎりにおいては、この原点を含めたスケール軸そのものが真実だと言える訳です。
（時間軸＝虚像、スケール軸＝実像）
そうすると、この今この瞬間は、この身体を通して宇宙とつながっている。
「吾は空なり」と言う感覚は、私が自分の責任で空なのではなく、私は空に抱かれ生かされているものだということが見えてきます。
まるで母親の内にいる胎児のように、すべてが与えられた安心の中にいる訳ですね。
しかし、「稼がねば生きていけない！」
この考えは当然ですが、そしてもちろんそれを捨てては生きていけませんが、人間のさらに深い部分から見れば、幻想だというこの微妙な理解が原点を石ころから至宝に変える力となると言っているのです。
仙人になって山にこもるのは馬鹿な選択であって、社会の中で真の人間の力を見い出すことが出来るのだと私は思います。
この原点で私たちは直接に宇宙とつながっている。宇宙と完全に一体なのです。瞑想して闇を感じるのは宇宙の体感だと思います。私たちはそれをリアルに体験することが出来るのです。
しかし社会にある雑念がこの無次元の空間に幻想を生みだし迷わせます。あたかも芥川の描く杜子春の様相を呈しますが、この瞬間こそすべてと言う強い思いで宇宙を感じ続けることが出来たらやがて妄想は消えて、満天の星空を見ることが出来るのですね。
原点とは「私」と宇宙が融合している場所。
それを受け入れると、すべてはあるべくしてある。「これでいいのだ」という理解が生まれてきます。
何の修正も訂正もいらない。
あるがままの自分でいい。
すると龍が向こうからやってくる。
それでいいのだと思うのです。
過去記事
それが原点を得、原点に立つこと。
そうか、和尚さんに断られた一件で、のしてんてんさまが「 そのまま受け入れるさるを得ない 」と書いておられて、何を呑気なことを・・と思った記憶がありました。
そうか、この様な「 芯になる考え 」がおありだったのですね ♪
さかのぼって、うんうんと理解。
＿＿＿＿＿
今、桂蓮さまの「 心のゼロ時点 」を読んで来ました。
偶然の同じタイミングでしょうが、のしてんてんさまの記事と、シンクロするものが在る「 不思議 」を味わっておりま＾す^ ♪
お返事遅れまして申し訳ありません。
私も桂蓮さんのブログ読ませてもらいました。そしてsure _kusaさんのおっしゃる通りシンクロを感じました。
桂蓮さんの禅に対する情熱が私の体験とシンクロするのはうれしいことです。
同じように、私は迷惑かもしれませんが、お師匠様のだじゃれ（これ、川柳と言いなさい）にもシンクロを感じております＾よ＾
何より笑いは最強、「これでいいのだ」がなかったら生まれない心の最高地点ですから、日々勉強させていただいておりま＾す＾
笑いは最強のプラス思考。
いえいえ、そんなめんどくさいことを考える前に笑う。
そうありたいものだと思っております。
それにしても、桂蓮さんとお話ししてみたいで＾す＾
幸せのおすそ分けを
ありがとうございま＾す＾
また｢五次元と振り子｣
いつもお力を頂きまして、
感謝申し上げます☆
ところで私からも、
のしてんてんさんに、
幸せのおすそ分け♪
私がいつからかご縁を頂いております。
みけさんの0ポイントフィールド☆
｢ようこそ☆0ポイントフィールドへ-みけ｣
ですが、
真鹿子の任意の点、
0次元=∞無限次元と通ずるところがありまして感動しております。
のしてんてんさんにも是非お読みいただきたいのですが、
｢ようこそ☆0ポイントフィールドへ‐みけ｣
を検索してくださいますと、目次とみけさんのプロフィールなどが出現しますので、第１章から順番にお読みいただくのが良いと思いますが、
第１章のはじめは、
ようこそ☆０ポイントフィールドへ
0=∞ みけ
第１章0ポイントフィールド-アクティベーション
0ポイントフィールドは、
宇宙の終わりであるとともに、
はじまりでもある。
たったひとつの単純なものから、
複雑で多様なものに展開し、
たったひとつのものへと還る。
この循環運動が全部、
同時に起きているのが宇宙です。
から始まっていますが、
まさに円相〇無限∞循環、
終わり始まり一瞬無限大円相〇無限循環
ウロコボス竜〇=∞ですね。
私も常に円相〇無限∞循環！
目にも止まらない速さ、
速さという概念を超越している速さで、
終始の明滅を繰り返していますが、
みけさんのお言葉有り難いです。
のしてんてんさんの
｢五次元と振り子｣の
参考になりましたら幸いです☆
｢ようこそ☆0ポイントフィールドへ‐みけ｣
をよろしくお願い致しま＾す＾0=∞
まかこ 拝
をご紹介してくださりありがとうございます。
まかこさんの任意の点、無次元という言葉がさす心と宇宙の姿もそうですが、みけさんの０ポイントフィールドと言う言葉で言い表している世界も、確かに同じ気がいたします。
５次元宇宙、そして心の原点＝０ポイントフィールド＝無次元の一点。
嬉しいですね。私たちは当然のことながら、同じ宇宙を共有している存在ですから、個と言う数パーセントの自我が思い描いて表現する言葉の違いにとても面白いものを感じます。
言葉は違っても同じものを表現している。
同じものを見て私たちはそれぞれの言葉で表現している。感動しますね。
この違いを認め合い学び合うことで私たちが共有する宇宙の真実がより鮮明に見えるようになったらこんな素晴らしいことは無いでしょうね。
私たち人間の究極の挑戦？でしょうか。
認め合い、学び合う。
みけさんとも親しくお話しさせてもらいたいと思いまし＾た＾
互いに自分の理解しやすい言葉を選び、自分と違ったことばを学ぶことで多角的立体的に宇宙を見る。
これはたくさんの人間がいなければ絶対に不可能なことですからね。
まかこさん、ありがとうございます。
こちらこそ、
ご共感くださいまして
有り難うございま＾す＾☆
それにしましても、
｢ようこそ☆ゼロポイントフィールドへ｣
なのに、ばっちり！
｢ようこそ☆0ポイントフィールドへ｣
になってしまっていたなんて、
何度も見ていましたのに不思議です。
｢ようこそ☆ゼロポイントフィールドへ｣
価格は無料ですが、電子書籍なのですね。
｢Starry Souls☆宇宙人語り｣(改訂版)
価格300円も、
｢多次元対談・宇宙人といっしょ｣
価格 650円も、
読ませていただくのが楽しみです♪
けれども今はまず、
｢ようこそ☆ゼロポイントフィールドへ｣
を、一読者としてしっかり読み込ませて頂き、言葉に出来ない果てしなき深遠からも、読み込み＝呼び込み、インスピレーション喚起させていただきますね。
のしてんてんさん、私も知らなかったんですけれど、みけさんのプロフィールのところに、ホームページがありました。
コメント欄もあり、コメントも出来そうですよ♪ホームページもご覧になってください＾ね＾
それではごゆっくり
お休みくださいませ☆
明日も良い一日でありますよう♪
いつもお心遣い
感謝申し上げます！
まかこ 拝
私も読んでみたいのはあるのですけれど、今は自分の言葉で表現した宇宙（空間）と己のエネルギーの混ざり合う風景の観察に時間を取られ、そちらに全力で行けないのが残念です。
けれど、１章～３章を読ませてもらって思ったことは、みけさんが見ている風景は間違いなくまかこさんが言われている摩訶不思議７５％空間だし、私が今まさに見ている五次元空間なんだと思いました。
誠実に自分の見えている道を進めば、その頂上でみなが出逢って手を取り合える。人のあるべき姿がここにあるような気がしま＾す＾
共に歩みましょう＾ね＾
ご厚情ありがとうございます☆
けれども私は遅足、
遅々たる歩みですけれど、
まさにゼロポイントフィールドは、
五次元空間であり摩訶不思議75％空間ですね。今後ともご教示のほどよろしくお願い致します。
それにしましても、みけさんのホームページ、私も少しずつ記事を読ませて頂いておりますが、みけさん力に驚嘆@@！
のしてんてん画伯を始めみなさまに学ばせていただける幸せ☆ゆっくりじっくり学ばせて頂きますね。
共に歩ませていただけること、
飛びっきり感謝で＾す＾！
まかこ 拝
ゼロポイントフィールドの冒頭だけですけれど、読ませてもらって第一印象は、読み手を思いたるふり幅を持たせてくれているということでした。
私などはそれがとても大事なことだと思っておりますので、とても共感が持てました。
今日の記事を書いているとき、自然にゼロポイントフィールドと言う言葉が浮かんできまして、そのまま使わせてもらいましたが、共感しやすい良い言葉でもありますね。
時間があれば私も、少しずつ学ばせて頂きたいと思っておりま＾す＾