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今朝、車を運転しながらFM放送を聴いていたら、とても懐かしい歌が流れてきた。アメリカの映画俳優、アンソニー・パーキンスが歌って、1957年に大ヒットした「月影の渚」だ。というよりも、原題の「Moonlight Swim」の方が僕にとっては馴染みがあるが。彼は92年に60歳で亡くなったが、今、思い出すと可哀想なイメージが残る。それは、60年に出演したヒッチコックの「サイコ」での殺人鬼役が原因だ。デビュー以来、彼は「友情ある説得」、「胸に輝く星」、「渚にて」、「緑の館」などの大作、話題作に次々と抜擢され、ゲーリー・クーパー、ヘンリー・フォンダ、グレゴリー・ペック、オードリー・ヘプバーンらと共演し、将来の大スターとして大いに嘱望されていた若手だった。しかし、「サイコ」の当たり役で妙なイメージが付いてしまい、以降はどうも役柄の幅が狭くなってしまったようだ。だから晩年は作品に恵まれたとは言いがたい。
この歌声を聴くと、彼もこんな時代があったんだなと、しみじみ想う。後に映画「ブルー・ハワイ」でエルビス・プレスリーがこの歌をカバーしていたが、やっぱりこの歌はパーキンスのものだ。
私も小父さんのところ経由で、時々覗かせていただいてました。よろしくお願いします。
ウエストサイド物語に出てたのは、リチャード・ベイマーもしくはジョージ・チャキリスではなかったでしょうか?
劇場中継「楽屋~流れ去るものは やがてなつかしき~」は今夜やってたんでしたね、しまった!見逃した!出演者も良いし、たしか生瀬さんの演出ですよね~、あ~残念!再放送ないかな~
また、よろしく!
ウエストサイド物語のときのアンソニーパーキンスが、強烈に印象に残っています。
主役の顔は思い浮かばないのに、彼のことははっきり覚えています。
サイコの演技もすごかったです。
この曲は、聞き覚えがありますが彼の曲だったとは
今の今まで知りませんでした。
今夜は、劇場中継「楽屋~流れ去るものは やがてなつかしき~」を観ていました。
最初の場面を見逃したのですが、古典戯曲「かもめ」「三人姉妹」「マクベス」を
軽妙に織り込みながらの
展開にすっかり引き込まれてしまいました。
おじさんの仰るように、芸術の秋にじっくりと読ませていただきたい
ブログでいらっしゃるんですね。
また、お邪魔させていただきたいです。
フーテナニーなんて言葉、何十年ぶりかで聞きました(笑)まだ死語じゃなかったんですね!
アンソニー・パーキンスは若い女性ファンが多かったですね~、いかにも当時の日本女性が憧れるアメリカン・ボーイという感じでしたよね。
デッキーシーランドジャズにカントリーにハワイアンだったんですよ。それがいつまでも頭に残っています。
18歳の頃でもまだカントリーアンドウエスタンは流行っていましたねー。フーテナニーなんて言ってフォークソングといっしょに流行したとおもいます。ところがハワイアンはもう聞けませんね~。
さてさて、このMoonlight Swimはどこかで体にしみ込んでいますね。今も4回ほど聴きました。
歌と離れたところでアンソニー・パーキンスのことは、10歳上の姉が「良かー、良かー」と言っていました。昔、回覧雑誌というレンタルがあって映画の友とかスクリーンがきていたので、顔と名前は覚えています。
上の映画、どれを観たという記憶はないのですが「緑の館」は録画のDVDを持っているので観てみることにします。
最近、淀川長治と水野晴郎の本を読んだのですが、映画が多すぎて、特に前者は古すぎて整理がつきませんでした(笑)。
FUSAさんがブログに紹介されるペースならば、少しづつでもついていけそうです(笑)。