昨夜はまたまた「ローマの休日」を楽しんだ。いったいもう何回目だろう。でも何回見ても、やっぱり面白い。僕は、良い映画かどうかの判断基準を、「何回でも見たくなるかどうか」にしているので、この「ローマの休日」は、まさにそれに当てはまる。2003年問題の時、「シェーン」等とともに著作権が無くなったとされるが、こんな名画が500円なんかで売られているのを見ると、なんか悲しい。オードリー・ヘプバーンについてはもう、語り尽くした感があるが、相手役のグレゴリー・ペックを見る度に、今はこんな役ができる男優がいなくなったなぁと、つくづく思う。ウィリアム・ワイラー監督は、この映画のほかに「噂の二人」と「おしゃれ泥棒」と、都合三度、オードリー・ヘプバーンを起用しているが、「噂の二人」では、シャーリー・マクレーンとぶつけて、ガラッと趣向を変えたシリアスな話に挑んでいる。あの作品も忘れられない一本だ。やっぱりハリウッド映画は50年代がピークだったんだなということを再確認した。
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テレビでやるたびに見てしまう映画です。
キュートなオードリーの姿は、いつまでたっても色褪せる事がありませんね。
そして、見るたびにそうだ~白黒だったんだと気づかされます。
記憶の中で色付けられているのですね。
以前ブログにも書きましたが、この映画に憧れて・・・
とうとうローマにまで行ってしまいました。
もう、数十年前のことです。
いつかの日にか、また訪ねたい街です。
この映画は私も何回も観ました。
何度みても盛り上がるから不思議です。
ほんとうに500円DVDはこの映画を舐めている気がします。
「噂の二人」を今You Tubeで確認しました。これは観てないようです。シャーリー・マクレーンとの共演は面白そうです。
この頃の映画では、デシーカの「終着駅」もローマでしたし、デビッド・リーンの「旅情」はヴェニスが舞台で、イタリアの風景と恋愛映画というのはマッチしますよね。