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玉依比賣姫神社「児玉石神事」にミニ大首飾り奉納

2019年01月08日 21時55分16秒 | ぬなかわヒスイ工房

UFO!

UFOっぽい写真の正体は新年最初に製作した超小型勾玉の連環で、大首飾り完成記念として信州松代の玉依比賣姫神社に奉納するためのミニ大首飾り。

ミニな大首飾りという日本語はヘンだというなかれ。

大首飾りは松浦武四郎の遺した歴史的遺物に付けられた固有名詞だから、ちゃんとした日本語なのだ。

勾玉4点の素材は、大首飾り作りで苦楽を共にしたヒスイ・青碧玉・赤瑪瑙・水晶。

玉依比賣姫神社は1月7日に「児玉石神事」があり、その時に玉類の奉納を受け付けてくれるのだが、3年前に友人から誘われて参列して以来のご縁。

仕事の納品ではギフト用に頼まれでもしない限り桐箱は使わないのだが、その理由は自分の作品を恭しく桐箱に納めても、内容にその価値があるのか?という照れくささと、私のお客さんは普段使いのお守りとしてご注文を下さるので桐箱は不要という考えだけども、神社に奉納するからには威儀を整えて桐箱に納めた。

児玉石神事は、奉納された縄文から近代までの800点以上もある玉類を厳かに一つづつ数えて吉凶を占う大変に珍しい神事で、出土品を間近に観察できる滅多にない機会でもある。

ぶっ違いの日の丸が実によく似合う風景。漁村の祭りで大漁旗と共に漁船に飾られる日の丸もいい。国旗としての賛否を問うイデオロギー論争は抜きとして、こういった飾られ方なら日章旗も悪くない。