アクセサリー作りをする友人からアイヌの耳飾りニンカリの構造を聞かれた機会に、萱野茂さんの「アイヌの民具」を参考にしてニンカリ試作。
もしかしたら史上初の勾玉ニンカリ?実物は銀・鉛・鉄の針金を輪にしただけであったり、丸玉が1個入っていたりするようだ。
こんなシンプルでよかったんだ!とニンカリの構造に目から鱗が落ちる。
下げるとこんな感じ
ピンクヒスイ3点の写真は、左は通常品で他は釣り具のタルカンを介在させた試作品。
タルカンは釣り糸の撚り戻し用の回転具で、勾玉もクルクル回るという発想だが、お洒落そうなご婦人たちに観てもらったら不評(笑)
明日は四名の麗しきご婦人たちが訪ねてくるので、忌憚のないご意見ご感想を謹んで受け入れる所存。
仕事に疲れるとこんな「手遊び」をして気分転換しているが、商品化できなくても発想や技術の引出しになるので意外に馬鹿にならない。
成功の裏には膨大な試作と失敗がある訳で、結果だけをパクる人にはその過程がない故か、作品からは浅薄な印象を受ける。
噂が聞こえてくるのですよ・・・私のSNSや販売サイトをチェックして真似する、させている人々の存在が(笑)