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葦船野郎が来た!・・・日本一周のヨット「アマナ号」寄港記

2013年07月06日 20時27分51秒 | 日本海縄文カヌープロジェクト


曜の夕方、糸魚川サーフィン界の親分、ノブさんから「今晩時間ある?」と電話。

 

なんでもノブさんが仕事中にヒッチカイカーを拾ったら、能生町の小泊漁港に停泊中のヨットで日本一周している二人連れで、古代の葦船も作っているとのこと。

 

俺の友達にも縄文カヌーやっている変な奴いるよう~、と話したら是非会って話がしてみたいと意気投合したらしい。

 

オモッショイ(面白い)奴らだから夜になったらヨットに遊びにいかんか?とお誘いだ。

 

ノブさんのお誘いなら是非も無し。しかも潮っ気のある人間なら何時でも歓迎だ。

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アマナ船内で自作の葦船ミニチュアを前にするジン。

 

 

 

彼らはジンとシゲという二十年来のバッカパッカー仲間で、これまで葦船でチチカカ湖航海や大西洋横断などしてきたらしい。

 

しかも航海途中で葦船が真っ二つになったりといったアクシデントを何度も経験している根っからの海人。

 

今回の日本一周は長距離航海の訓練で、来年はヨットで太平洋横断してさらに経験を積んで、三年後には葦船で太平洋横断したいいとのことだ。

 

むろん俺も意気投合して話しが尽きず、気が付けば午前様。

 

俺は翌日は仕事を休んで、彼らを糸魚川観光に連れていく約束したが、ジンとシゲはまったく運がいい。よりによって面倒見のよいノブさんの車に拾ってもらったのだ。

 

せっかくだから明日の夜は、糸魚川の有志を集めて大いに飲もうということになった。

 

その場で青年会議所の笠原ノブちゃんに電話して仲間を集めてもらった。

 

ノブさんといい、笠原ノブちゃんといい、能生町の人は話しがが早くて気分がいい。

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ノブさんから「能生に来たならカニ食わんきゃイケン。伝法丸は俺の同級生だから只でカニ食わせてもらえるようにしてやる」と男気溢れるお言葉。

 

翌朝、ジン(左)とシゲ(右)を連れて道の駅マリンドリーム能生にある伝法丸さんのお店に行ったら、俺たちの風体を見ただけで「ノブちゃんから聞いてるよう~!」とイソイソとカニを出してくれた。

 

せいぜい足を二本か三本くらいの試食のつもりでいたら、なんと六杯のカニをド~ンと出してくれた。伝法丸さんも豪快で潮っ気がある女将さんだった。

 

能生町の人は熱い。


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