「海のヒスイロード検証実験」で、青森の三内丸山遺跡までの780キロを目指したのが7年前。
推定船齢30年を超える愛艇「縄文人(見習い)号」は、航海前に中村造船さんで補修済みだったが、風波がデッキを洗う海況の時はどこから浸水するのか、マメにアカ汲み(排水)をしないと水船になった。
二度目の改修を終えた縄文人(見習い)号。文化財などで「平成の大改修」と報道されることがあるので、ここは大仰に「令和の大改修」と言っちゃう。
二か月半かかって沖舘川を4キロ遡上して、三内丸山遺跡まで到達した途端にラダー(舵)が壊れ、航海を終えて燃え尽きたかのような愛艇をマジマジと見て、モノにも気持ちが通じるし、命が宿ると自然に思えた。
黄色い部分がFRP補修箇所
航海を終えた愛艇はそのまま眠らせておいたが、今年に入って周辺からシーカヤックブームがジワジワと高まってきて、来週は県外のプロガイド一行を案内することになった。
椅子の左奥のパッチも浸水が疑われる箇所で、中村造船さんが見つけて補修してくれた。
そこで重い腰をあげて「令和の大改修」・・・再び中村造船さんに船体の補修をお願いして、浸水が疑われる箇所をFRPで補修。
ラダーも修理できたし、切れかかったバンジーコードも交換して縄文人(見習い)号が覚醒した。
能生~親不知の片道、能生~名立往復なら一日コース。
「海からみた糸魚川プロジェクト」始動!
能登のシーカヤッカーとも繋がったので、真脇遺跡から糸魚川mでの海のヒスイロード検証実験航海も視野にいれちゃう。
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