冬の到来をまえに外壁が張り上がって一安心。
玄関なのにのっぺりした印象だけど、年内はこれでカンベンしてもらう(笑)来年は雪国の雁木(がんぎ)のようにテラスを作る予定。
裏通りに面した外壁は解体材の転用だが、玄関まえだけ専門店のガルバリウム鋼板の角波トタンにしたのは、ホームセンター品だと寸法が半端になって大量の金属ゴミが出るし、カットに無駄な時間がかかるから。左の面は新品のガルバリウム鋼板の角波トタンで、他は解体材の転用。
専門店は素材ロールを切って、要望通りの寸法に作ってくれるのだ。
素人が専門店に行くのは勇気がいる・・・恐る恐る国道沿いの伊藤金物さんを訪ねた(笑)
しかし建材のラックさんや、材木のランバー羽入さんがそうであったように、予想外に親切に相談に乗ってくれた。忙しいから無理!素人は相手にしない!なんて追い払われるかと覚悟はしていた(笑)
専門店は品質が良い分、ホームセンターより高いのではないか?実はそうでもなかった。
ホームセンターのガルバリウム角波トタンは、600㎜の幅(いわゆる働き幅)で厚みが0.25㎜で無塗装品、運搬は自分でしなければならない。
対して伊藤金物さんは400㎜の幅と狭いが、厚みが0.35㎜の裏表ともに塗装品、配達は無料で、同じ長さだとホームセンター品と同等くらいの値段!
幅こそ狭いが、厚みが0・1㎜違うだけで重さと頑丈さがずいぶんと違うし、塗装品だから耐久性も格段に違う。また幅が200㎜狭い分、ひとり作業はやり易かった。
どの色でも値段は同じとのことなので、モスグリーン色を選んだ。
因みにホームセンター品は無塗装なので5年の耐久年数。専門店のは15~20年はメンテナンスフリーだろうから、15年目くらいにもう少し明るいモスグリーンに塗装予定。
YouTube動画で外壁DIYを参考に観たら、大抵はホームセンターで買った万能ハサミで長さと幅をカットして、ギザギザデコボコになっているようだけど、効率よく、綺麗に仕上げたかったら建築金物店で「ヤナギ刃ハサミ」「波板ハサミ」「つかみ」を購入した方がいい。セットだと1万円くらいの投資。
左からヤナギ刃、波板、ツカミ。ツカミは折り曲げたり、カットなどで歪んだ板金を補正する時につかう道具。
本当は角波トタン用のハサミが売っているのだけど、持っていた波板トタン用の波板ハサミとヤナギ刃、デイスクグラインダーを併用したらなんとかなった。
あと波板トタンより角波トタンの方が、素人でもピシャリと張れるのでDIYに向いていますな。波板トタンをビス止めすると波が潰れて寸法が伸びたり、上下で幅寸法にズレが出たりする。
DIYしたい人、まずは地元の専門店に相談しましょう。ネット通販やホームセンターにはない恩恵はいっぱいあるし、安物買いの銭失いになる心配はないよ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます