なんと黒曜石が産出しないはずの糸魚川で、黒曜石を拾った人がいる!
貝殻状の断口面と光沢から、珪質化した頁岩や安山岩ではないと思う。
採取地は小滝川の西側500mの高台に位置する、小滝区の諏訪神社の階段の法面。
奥の一個の表面は海で擦れたような様相だが、手前の二個の表面には擦れがなく、地表採取品か地下からの採掘品の様相で、これも謎。
縄文~弥生時代前半くらいに信州から持ち込まれた出土品の可能性もあるが、市内の遺跡マップを確認してもノーマーク。
誰かが捨てた?愉快犯の仕業?それとも未知の遺跡発見の序章?
1個もらったので、とりあえずフォッサマグナミュージアムと教育委員会の学芸員に報告!
追記
文化財保護課の見解は、すぐ近くに縄文時代と思われる「岡遺跡」があるが、表土採取の報告だけで発掘調査されておらず遺跡範囲外でもあるので、拾得物は個人の所有でよしとのこと。
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