鬼舞に私設の図書館ができたとSNSにアップされていて、本棚に溢れかえる蔵書を寄付しようと思って訪問したら、小さいながらも民俗学や郷土史、良質な子供向けの本なども揃っていて、どうせコンビニで売っているようなタレント本くらいだろ?という予想を見事に裏切ってくれた。
Uターン帰郷したご夫妻が始めたそうだが、海を見下ろす静かなエリアにある「ちいさな村の図書館」のファンになった。花屋さんもしているお洒落な孫平さん。
貸出し期間は一カ月、読書感想のコメントを添えてくださいという条件が、文化的な交流の場にしたいという意図を感じて好ましく、これでカフェでもあれば最高ですなぁ・・・。
海外を長旅していると、バックパッカー同士で本の交換をしたり、何十年も手から手へと渡り歩いていく文庫本が回ってくることもあり、手にした旅人の国やコメント、落書きがあったりするのだけど、ささやかな幸せを感じる。
公設図書館にはできない、本を介在した返信のない交流の連鎖・・・いいじやないですか。
蔵書が増え過ぎたらフリマイベントで売ることもあるそうだが、不要な本があったら寄付しましょ。
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