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糸魚川の凄い人々・・・高橋竹山さんご夫妻と大工のNさん

2017年01月19日 22時52分40秒 | 糸魚川自慢

糸魚川市の根知区に住むイギリス人女性、エマさんから古民家をDIYリフォームしたいと相談を受けた。

私は何を隠そう、元リフォーム店店長・・・別に隠してないけど。

四の五のと説明するより、古民家のリフォーム例を観てイメージを掴んで貰う事にした。

そこでエマさんと折よくイギリスから遊びに来ていたご両親をご案内したのが、能生地区在住で著名な登山家である青田浩さんの自宅。

左端が竹山さん。右端が青田さん。

 

青田さんは登山家の間では有名な人らしい・・・私は登山に詳しくないのだ(笑)

そして青田さんの奥さんは世界的に有名な津軽三味線の「二代・高橋竹山」さん!

因みに二代目・高橋竹山さんと紹介される事が多いのだけど、古典芸能や演芸の世界では、何代目と代の後ろに目を付けるのは故人に対してであって、現役の場合は目なしで何代、というのが昔からの習わし。

縁起商売だし、私は古典芸能・演芸が大好きなので、「二代・高橋竹山」さんと紹介させて頂いております。

 知る人ぞ知る有名人カップルが糸魚川に住んでいるのはお国自慢の一つ!

 

さて、古民家のリフォームは古い部分と新しい部分がミスマッチになったりし勝ちで、建築用語で言う処の「収まり」が非常に難しい。

収まりとは、新旧部材の取合い部分(接合部分)の事で、この部分に違和感があったり目立っては駄目なのだ。

建築のプロが最もこだわるのは「収まり」で、家を訪問する時に自然に観てしまう部分でもある。

初めて青田・竹山さんの自宅を訪れたのは六年前。

築百五十年の古民家を見事に現代風に蘇らせた出来栄えに感心して、てっきり有名な建築家の設計管理なのかと思って聞いてみたら、なんと竹山さんのイメージを地元の大工さんに伝えただけ、との事で驚いた。

ステンドグラスがいい・・・能生地区のステンドグラス工房製!

土間はタイル張り。さりげなく置かれた調度は、青田さんが海外遠征の時に買い求めてきたものが多い。

 

センスの良さ、収まりの良さ、施工精度、どれを取っても文句が付けようもないリフォーム。

こんな凄腕の大工さんが糸魚川市にいるなんて!と名前を聞いて再び驚いた。

糸魚川でサーフィンしている人なら知らない人はいないという、有名なサーフレジェントのNさん!

まだ50代半ばのイケメン大工さんである・・・大工さんとしても凄い人だったのだ。

凄い人がいるもんだ。

 

 

 

 


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